世界でも人気の高い「三国志」。でも意外にネタバレは少ない^^;
そこでマカオンが横山光輝の「三国志」全60巻を1冊ごとにネタバレ^^;
ゲームでしか「三国志」を知らないなんてもったい!
男の心意気を感じてくれ!
だから、「三国志」はおもしろい^^
※完全無料漫画は期限がある場合があります。いそげ~~~^^/
目次
「三国志」1巻 ~桃園の誓い~ のネタバレと感想と
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「三国志」1巻 ~桃園の誓い~ のネタバレと感想と^^
「我ら天に誓う 我ら生まれた日は違えども 死す時は 同じ日、同じ時を願わん」
出会い
1800年前の中国全土は張角率いる黄巾賊というならず者たちが暴れ回っていた。
琢県(たくけん)の扶桑村(ふそうむら)の旅の行商人 劉備玄徳(りゅうびげんとく)は寺の和尚に頼まれ、鴻県(こうけん)の芙蓉姫(ふようひめ)の脱出を頼まれる。
情に厚い玄徳は快く引き受けたが、県境で黄巾賊に追い込まれ絶体絶命の危機に…
そこへ現れたのが、いまはなき元鴻家家臣 張飛翼徳(ちょうひ よくとく)だった。
張飛は圧倒的な怪力で黄巾賊を蹴散らし、無事にもと主の芙蓉姫を救いだす。
玄徳も命を救われたことを感謝し、自分の持っていた父の形見の刀を張飛に差し出して礼を言い帰路に就いた。
和尚は玄徳に会ってこの若者はただ者ではないと感じたのだね^^
そして刀を見て、実は高貴な家柄なのでは? と思ったのだろう。
だからこそ大切な姫を預けたに違いない。
そんな、無茶ぶりにも関わらず、人助けしようなんて玄徳って人は本当にいい人なんだ^^
そして、張飛も亡き主君のために姫を救い出そうと機会をうかがってるなんて忠義に熱い良い奴なんだわ^^
このころの中国ってこんなにも主君に忠義を尽くす人がいるなんて今の中国ではちょっと想像できないかも。
玄徳の秘密
玄徳は大変な母親想いで、その徳の高さは遠方にまで知れ渡っていた。
1年ぶりに家に戻った玄徳を母は喜んで迎えた。
しかし、玄徳が剣を助けてもらった張飛に渡したと聞くと涙を流して悲しんだ。
なぜなら、玄徳は漢の中山靖王 劉勝(ちゅうざんせいおう りゅうしょう)の末裔だからだ。
その証が張飛に渡した剣だった。
母が嘆いたのは、剣を渡したからでなく、玄徳の心根に百姓根性が身に染みていることを嘆いたのだった。
玄徳はその母の言葉を聞き、
「これからは帝王の子として恥ずかしくない生き方をします」
と母と先祖に誓うのだった。
母親は嘆いていたけど、命の恩人の張飛に刀を礼として差し出すのはある意味、人として間違ったことではないよね。
ただ、もともとは鴻家の芙蓉姫を救い出しているわけだから、張飛も感謝しなければいけない。
そういう意味では、刀は受け取っちゃいけないんじゃないのか?って思った。
つまり、玄徳の育て方に間違いはなかったと思う。
ただ、母親はかなりストイックっていうことなんだろうね。
それも、これも自分の代で漢王朝に関係の深い劉勝の血筋を途絶えさせるわけにはいかない。
そういうプレッシャーがあってこそなんだろうね。
庶民には庶民のそして帝には帝の悩みがあるということだ。
でも、こんなにも人を想い正義の心を持つ玄徳ならきっといい王様になるだろう。
今はまだ、百姓でしかないけれど正しい行いを貫いていればきっと周りがほおっておかなくなるよね。
張飛や関羽もそうなのだ。玄徳の人としての魅力に惚れこみこの人に王になってもらいたいと思ったからこそ命を預けたんだと思う。
そういう人に出会えることも幸せなことだと思う。
桃園の誓い
しばらくして玄徳は張飛と再会した。
玄徳は自分の身分を明かし、今の世を直したいと告げた。
すると張飛は地面に両手をつき、家来にしてほしいと頼み込んだのだった。
居ても立っても居られない張飛は、門番を殺し暴れ回って一刻も早く玄徳のものとはせ参じた。
そして、数日後すでに義兄弟の盃を交わしていた関羽雲長(かんう うんちょう)も玄徳の元を訪ねた。
玄徳の母に出会ったとき、ボロに身をまといながらも高貴なオーラに思わずひざまづく関羽と張飛だった。
母は、「男は立ち上がるべき時に立ち上がらねばなりません」
といい3人のために宴を用意すると言った。
扶桑村は美しい桃園がありそこに酒、食べ物、椅子、テーブル、垂れ幕を用意し、見事な宴席をよういしたのだった。
そして3人は
「我ら天に誓う 我ら生まれた日は違えども 死す時は 同じ日同じ時を願わん」
と誓いを立てたのだった。
玄徳の家はかなり貧乏をしていたはずなのにこの母親はえらい^^
いつか息子が世のため人のために立ち上がる時が来ると信じてお金を用意していたんだね^^
ボロを着て貧しく暮らしても志を忘れない強い信念を持った母親とその息子。
そして義兄弟の誓いを立てた関羽と張飛も同じだ。
この3人が打倒黄巾賊のために動き出したら本当に勝てるような気がするよね^^
この3人の誓いはまさに死を覚悟し、義のために、世のため人のため、兄弟のために生きるという強い意志の表れなんだね~^^
こんな人間関係がすぐできるっていうのは、信用するとかじゃなく決断するってことなんだね。
決断は一瞬だからね^^
乞食部隊
黄巾賊討伐…このうわさが広がると村のあちこちで志願する百姓が集まってきた。
ここに初めての玄徳軍が誕生したのだった。
しかしその軍隊はあまりにもみすぼらしく、素人だった。
そのため、どこへいっても笑われた…
しかし、笑っていた百姓たちも玄徳、関羽、張飛の3人を見るとその嘲笑は一気におさまった。
なぜなら。、3人の武者はこれまでのどんな将軍たちよりも周囲を圧倒する威厳と風格を備えていたからだ。
この嘲笑した村人たちにかなりイラっと来た…
なぜなら、自分たちが、黄巾賊に襲われ助けてほしいと言っているのに、
同じ百姓でありながら意を決し、死を覚悟して義勇軍に入った同胞を嘲笑するなんてサイテーだと感じるからだ。
満を持して決起した玄徳、関羽、張飛、そして義勇軍の百姓たちは一体どうなるのだろうか^^
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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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