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「ヒナまつり」1巻の感想 シュールなギャグに久しぶり大爆笑

2024年3月12日

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出展:ebookjapan

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登場人物

新田義史

壺をこよなく愛するヤ〇ザ

ヒナ

不思議な超能力を使いこなす 常識の ない 少女

感想

「こいつが くみちょー?」

どっから来たのか、何者なのかまったく分からない謎の少女「ヒナ」。
おかしな卵型のカプセルに入って現れたのは反社の組員 新田義史のマンションだった。
そして驚くべきことにヒナは超能力者でなんでも自由にものを操れるということ。
モノを動かしたり、人の身体を自由に操ったりをいとも簡単にやってのける。

新田の居候となったヒナはその能力で新田の大切なコレクションである高価な壺を破壊したり、服や身の回りの物を交わされたりする新田。
ヒナに逆らったりすると身体の間接を変な方向に捻じ曲げられたりする。
(もうそれって拷問…^^;)

そんな時、新田の組の組長が狙撃される。
ヒナのことで悩みながら参加した組の報復会議で若頭から、めでたく(?)ヒットマンに選抜されてしまった新田。
「終わったな…」
そうつぶやいた新田だったが、ヒナの能力で相手の組は壊滅状態に追い込まれる^^;
こうして新田は組随一の武闘派の称号を得た^^;

この作品は家庭的で壺が大好きの組員 新田と超能力者ヒナが織りなす、シュールでハートフルで思わず笑ってしまうハートフルコメディだ。
シュールなギャグと裏切りの結末、そして巧みなワードセンスで笑いの連続だ。
おもわず「プッ」っと笑ってしまう仕掛けが1話の中にいくつもしかけられているぞ。
ヒナの非常識で、理不尽な攻撃?行動?にわたしたちの口元にもついつい笑みがこぼれてしまう^^

物語は基本、各話完結で時折りヒナの謎に絡む本線がある構成になっている。
そのため、試し読みだけでもその面白さは十分に伝わるし、全19巻総てを読まなくても楽しめる構成になっているので是非読んでみてほしい。

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