金魚妻は不倫がオムニパス形式に描かれた作品だ。
オムニパスということは毎回、異なる話が楽しめるってことだね^^
4巻ではさヒューマンドラマ的要素が強く盛り込まれています。
客観的に自分を見つめることで、ずれた歯車を見つめなおしています。
そして前に進もうとする強さというより、ほんの少し元気を分けてもらえた。
だから、「金魚妻」4巻 はおもしろい^^
「金魚妻」4巻 が無料で読めるかも^^
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目次
「金魚妻」4巻 感想
又鬼妻
猟師の仁は元デリヘル嬢の宍戸もみじを弟子にとった。
仁には賢というやはり両氏の息子がいた。
賢は山の神を殺したということで悩んでいた。
誰かに喜んでもらいたいというもみじは...
明るくコミカルに楽しく酔える作品だ。
見舞妻2
息子の担任と不倫を続ける真冬。
夫とは噛み合わず険悪になっていくばかり。
しかし、夫には不機嫌になる理由があった。
その理由とは...
真冬と担任の関係は...
伴走妻
真田早矢と颯太(そうた)はマラソン夫婦。
しかし、颯太の一言で早矢は走ることをやめて酒浸り。
サークルの坂本夫婦を見て早矢にメールする颯太。
そして颯太は早矢に会うために100kmというウルトラマラソンを走る。
それを知った早矢は...
金魚妻4
金魚店の店主豊田とさくらの間に赤ちゃんができ幸せな道を歩みだすストーリーと同時に、
さくらの元夫 卓弥とハウスキーパー 堀口のストーリーが並行する。
お互いにパートナーを失った卓弥と堀口はカジュアルな関係だからこそふたりは自分を見つめ、
そして寂しさを埋め合うように身体を重ねる。
4巻目となるこのシリーズは不倫というテーマでそこに至る男や女の心情を描いていた。
だからこそ、身体を重ねるシーンも妖艶で生々しく感じた。
しかし、4巻目となると不倫に至る過程とうよりはヒューマンドラマに近づいている気がする。
それはそれでおもしろいのだが、共感できるポイントがずれていると思う。
なぜなら、この「金魚妻」という作品を読みたい人は、夫婦仲がうまくいっていない方や背徳感あるえっちにそそられる方だろう。
今巻ではそう言う要素が薄れてきている。
しかし、金魚妻のようなシリーズ仕立てにすることで、不倫ストーリーというよりは
ヒューマンドラマとして読み応えのある作品にしているところが非常に良いと思う。
そう言う観点でいえば、伴走妻もヒューマンドラマとして秀悦であると思う。
最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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