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「怪獣8号」2巻の感想 まさか…キコルがカフカを始末する⁉

2021年4月30日

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血へどを吐き、ぼろぼろになりながらも「誰かがコイツ足止めしないと何人も死ぬじゃない」
そう言って満身創痍の自分を鼓舞するキコル。
そいつは他の怪獣も復活させキコルにとどめを刺そうとする。
「よく頑張ったなキコル。お前のおかげでみんな非難できたぞ。あとは俺に任せろ」
そう言ってキコルの目の前で怪獣8号になったカフカ。


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登場人物

日比野カフカ

討伐された怪獣の死体処理班だったが、怪獣を食べて超人的な能力を身につける
幼いころのミナとの約束を果たそうとする

亜白ミナ

防衛第3部隊 隊長。
27歳。討伐した怪獣の数はすでに数百。
容姿端麗で未来の師団長候補。

市川レノ

18歳。防衛隊隊員を目指す若者。
クールで冷たい感じだが、実はたぎるものを持っている

四ノ宮キコル

四ノ宮長官の娘で怪獣討伐の超エリート。
お嬢様だが自分よりもみんなのことを心配する根はやさしい女の子

感想

「あとは俺に任せろ」

「あとは俺に任せろ」
人の姿から怪獣の姿に変身したカフカは、そう言って怪獣の前に立ちはだかった。
しかし、次の瞬間...
「キコル…  お願い!どうかこのことは防衛隊には内緒でお願いします~~~‼」
そういって怪獣を退治もしてないのにキコルに拝み倒すカフカ(爆^^)だった

こういうギャグがちょいちょい入ってくるんだが、これがこの作品の上手いところだと思う。
なぜなら、ギャグが入ることで読み手を疲れさせず、笑いもきっちりとることで作品の質を向上させているからだ。
こういう手法は以前からあるが、笑いを顕著にとるようになったのは名作ドラゴンボールからだと思う。
そのころの笑いの質はまだまだ全然低かったと思うが、近年の作品ではそのバランスも質も見事としか言いようがないほどに向上し読み手を満足させている。
これが怪獣8号の隠れた技術になっていると強く感じる。

合格発表

「本日も以って君たち27名を防衛隊隊員に任命する」
ついに防衛部隊の合格発表の日がやって来た。
その式典でキコルは試験当日の怪獣討伐でも賞賛を受けた。
しかし、キコルの思いは複雑だ。
なぜなら本来、賞賛されるべきは自分ではなくカフカだからだ。
(倒したのは私じゃない... 日比野カフカ これはアンタがもらうべき言葉なのに)
しかし、その場にカフカの姿はなかった...

え~~~~‼ がっかりだーーーー…
カフカは試験に不合格になってしまったんだ~~~(泣)
どうなるんだろ…このまま孤高のヒーローとしてキコルやレノを見守りながら、影の存在として戦い続けるのだろうか…
そして、キコルのこの思いを皆さんははどう感じました?
マカオンはキコルが単なる自意識が高いだけのエリートではなく、間違っていることは間違っているとはっきり言えるキャラクターに見えた。
試験のときに身を呈して皆を助けたキコルは「正義感が強く、弱きを助ける」そう、彼女もまた、ヒーローの一人なのだと思った。
(女性なのでヒロインだが(爆^^)

「俺もすぐ―… すぐに隣に行くからな」

「ほな、ぼくが取ります」
新隊員合否判定会議で不合格になったカフカを救ったのは副隊長の保科だった。
お笑い要員として素晴らしい働きを見せたから…というのが保科の選定理由だった。
死ととなり合わせの仕事場においてカフカのようなムードメーカーが必要だ。
そして現場で見せた的確かつ冷静なリーダーシップに光るものを見たというのが保科の理由だったが、それは建前。
本当は試験データからカフカに違和感を感じていて、その正体を突き止めるというのが保科の本当の狙いだった。
(側において違和感の正体を突き止める)その時の保科の目は笑ってはいなかった。

「諸君、最初の任務で死ぬ者もいるかもしれない。命の保証など微塵もない。命を貸してほしい。私はその先頭で君たちの盾となり矛とtなることを誓おう」
新隊員+候補生カフカのまえでミナが自分の決意表明をしてみせる。
その言葉に新隊員たちは改めて身を引き締め襟を正す。

「俺もすぐ―… すぐに隣に行くからな」

ミナの決意に、過去を知るカフカは思わず約束の言葉を声にしてしまう。
そんな関係を知らない他のものは驚きとともに失笑する。
「やべーぞ、こいつ」
「あ、亜白隊長を呼び捨てに…」
カフカのペナルティ腕立て100回。
保科の思惑通りお笑い担当が機能した瞬間でもあった^^

ついに、ついにこの時が来たー‼って感じだ。
一度は諦めた夢にもう一度挑み、そしてそのスタートラインについに立つことができた!
幼馴染の言葉に、守ると誓った君に再び約束する「俺もすぐ―… すぐに隣に行くからな」と。
かっこいいー。
もう言葉が出ない。
このカッコ良さっていったい何なんだ⁉
この胸をすくようにそして熱く響くカフカの想い。みんなの想い。
これこそが怪獣8号のおもしろさだとマカオンは思う。

私があんたを殺すから

カフカが怪獣8号になったいきさつを聞いたキコルは、もしカフカが人類に害する存在になったときは

自分がカフカを殺すと宣言した。

「ああ そんときゃ頼む」

キコルのせめてものそして最後になるかもしれない優しさだ。
カフカには怪獣の姿でもすっと今のままのカフカでいてほしい…そういう思いがキコルにもレノにもあるんだと思う。
そして、むしろレノはカフカを怪獣の姿にさせたくない。
そのためにも「自分が頑張るんだ」と言い聞かせるんだよね。
みんな、カフカって言う人間の魅力とそして人類を守りたいって言うつよい、つよい想いで生きているんだって感じた。

本気でいかなあかんな

初陣の新隊員たち。
任せられるのは最後尾。
隊長のミナが巨獣を倒し、そのあと溢れてくる余獣を副隊長以下の隊員が討伐する。
キコルを含め例年より豊作の年と言われるだけの実力を示す。
その中でも著しい伸びを見せるレノ。
そのレノと伊春が試験の日に出会った人型怪獣と遭遇する。
一方的に打ちのめされるふたり。
なんとか駆け付けた怪獣8号に変身したカフカと五分の戦いをする人型怪獣。
しかし分が悪くなるとその場を後にする。
そこへ駆けつけた討伐隊。
レノと伊春を襲った人型怪獣は怪獣8号(カフカ)だと勘違いする。
討伐隊に追われる怪獣8号はその場を離れるが逃げ切ったと思ったところで出会ったのは副隊長の保科…
「うちの隊員が世話になったようやな」
その声は通信機を通してレノにも聞こえていた(ちが… 違うんだ保科副隊長… その人は その人は…)
余獣である中~小型怪獣討伐に絶大な力を発揮するのが副隊長の特技。
その中でも一級品の殺戮能力を持つ保科の刃が怪獣8号に襲いかかる。
身を引きながらもその刃を何とかかわす怪獣8号。
相手の実力を悟った保科の目の色が変わる。

「2,3はあたってるはずやねんけどな… 本気でいかなあかんな」

悲しすぎるわ。
みんなを助けたいと思い、防衛隊に入隊したのにその防衛隊から追われるなんて...
理不尽すぎる。
正体を明かしても検査と実験材料にされるだけだってキコルが言ってたし。(長官の娘だから結構信じられる情報?)
正体も明かせず、仲間に銃を向けられるってどんな気持ちだろう…
マカオンならやりきれない。
自分は怪獣で強い力があるからいっそ人類なんてどうなってもいいやって思うかもしれない。
でも、人間の愛情とか思いやりっていう感情がそれをさせないかもしれない。
レノとキコルは正体知ってるけどどこまでも孤独で孤高のヒーローじゃん。
そんなのって悲しいって思った。
そして強敵?保科との一戦はどうなるんだ⁉

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