「ヨル・フォージャー… あの女から妻の座を奪わなくては…」
黄昏のことが大好きな夜帷(とばり)は黄昏から告白される妄想が止まらない^^;
今回は暗号文書を奪うため「なんでもあり」の地下テニスの試合に出場!?
果たして任務は完遂できるのか?
だから、「SPY×FAMILY」(スパイファミリー)6巻 はおもしろい^^
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登場人物
ロイド・フォージャー
コードネーム「黄昏」と呼ばれるスパイ。ドノバン・デズモンドを倒すため家庭を偽装する。
任務抜きでヨルとアーニャを気遣い始める。仮の姿として精神科に勤務する。
アーニャ
人体実験の犠牲者。それによりこころが読める超能力をもつ。
孤児のため家庭というものを大切にしようとする。子供ながらにロイドの任務に協力しようと努力?している。
ヨル・ブライア
殺し屋。コードネームは「いばら姫」
天然で秘密警察の目をそらすためロイドと偽装結婚。偽装であったはずの家庭がだんだん大事になってくる。
ユーリ・ブライア
ヨルの弟。ヨルに内緒で秘密警察に勤務。極度のシスコン。
ドノバン・デズモンド
フォージャーの標的。イーデン校の懇親会にのみ姿を現す。
ダミアン・デズモンド
ドノバンの次男。アーニャと喧嘩するが、次第にときめき始める^^
実は正義感の強い正論派。父ドノバンに認められたくて子供ながら悩み、努力する。本当は心優しい子。
イーデン校
標的の子がいる学校。殺しのチャンスは息子の懇親会のみ。
ボンド(犬)
アーニャと同じように組織に改造・訓練された。予知能力がある。その未来をアーニャと共有できる。
フィオナ・フロスト
コードネーム「夜帳」(とばり)。クールビューティで冷徹に任務をこなす。しかし、実はロイドに恋する乙女^^
「SPY×FAMILY」(スパイファミリー)6巻 感想
今回は(も?)過激なミッションが黄昏にのしかかる^^
そのミッションとは極秘文書の奪取^^
その極秘文書を手に入れるためになんでもありの地下テニスで優勝してその極秘文書の入った絵画を手に入れることに。
なかなかシュールな設定ですよね。
でも、笑えるのはここからだったわ。
というのも、愛する黄昏のために、そして彼の任務のためにも、夜帷はヨルからなんとかして妻の座を奪おうとする。
そもそもこの発想がおかしいのだが、夜帷の黄昏への愛が強すぎてこちらも錯覚してしまう^^
その強い愛が「ヨル・フォージャー… あの女から妻の座を奪わなくては…」っていう妄想になってどんどん膨らんでくるわけ^^;
こんな夜帷の突飛なひとり妄想が次から次から出てくるところがおもしろい^^
ひとり妄想がとまらない夜帷は、テニス大会では憧れの「夫婦」として登録しちゃう^^
(ああ、大勢が私たちを夫婦として見ている…)
ひとり悦に入る夜帷に黄昏が隣で「何でそんな設定にした」ってボソッという^^
こういう小さいギャグがポンポン入るところがこの作品の面白味のひとつだ。
さらに夜帷は黄昏から(人生のダブルスを申請してもらう予定です ああっ💓)
敵?(相手選手)の攻撃に任務を果たすために心配して夜帷の手を取る黄昏に
(えっウソ早速!? こんなところで!? 先輩私まだノットレディです あああ~~~~~!!)
などともう、暴走が止まらない^^;
ドーピング、ラケット改造にガス攻撃、果ては相手選手の狙撃まで… ほんとに「なんでもあり」の地下テニス大会!
そんな過酷な大会で黄昏、夜帷夫妻^^は優勝し秘密文書をGETできるのか?
そして、その秘密文書に記録されていたこととは...?
なお、任務完了後にヨルの心をへし折って黄昏を我が物にしようとした夜帷はヨルの音速サーブに見事に心を折られて泣きながら拗ねて帰った(爆)
こういうシーン見るとほんと実はロイドよりヨルの方が強いんじゃないかって思っちゃう^^
夜帷に勝ったヨルの顏はとっても嬉しそうで一生懸命ロイドに勝ったことを報告する姿は、偽装夫婦って感じしないんだよな~。
悩むヨル。その悩みを解決するためロイドとふたりでバーにいた。
というのも夜帷とロイドが恋仲なら偽装結婚している自分は身を引くべきではないか考えていたのだ。
「ロイドさんはあの人が好きなんですか?」
ぐでんぐでんに酔っぱらっているヨル。
(これはもしかして嫉妬…?)
これ! こういうロイドのボケがほんと笑える^^
なんでかって言うと西国最高のスパイで、これまでのストーリーからそのカミソリのように切れる頭脳を持っているのに
スゲー誤解。
ましてや自ら(おれはこれまで任務で多くの女性と関係を持って来た)ってハードボイルドに言ってるのに全然まちがい^^;
そしてヨルの恋愛感情を利用しようと...
まーそうはいっても、これまでのロイドの行動からほんとのワルじゃないけど、ヨルにそんなことはしてほしくないなーって思った。
「ボクのこと嫌いですか…? ボクはあなたと本物の夫…」
「やああああーーーーーーーー!!!(恥)」
せまるロイドに思い切り蹴りを入れて気絶してしまう。
こういうところヨルの純情さと殺人的な強さが出てまじで好き^^
だって西国No.1スパイが女性に一撃されてしまうんだから^^
ヨルの膝枕で目が覚めたロイドは…(相手に気絶させられるなんて教官にしごかれたとき以来だ...)
ってその異常なその強さにおかしいって気づけよ!って突っ込みたくなっちゃう^^
でも、もう気づている人もいるかもしれないけど、ロイドは西国のスパイで、ヨルは東国の殺し屋。
東国が黄昏抹殺をヨルの組織に依頼したらどうなるんだ???
おちゃらけて、油断してる二人は他の私けれど一瞬でもまじで対決するシーンは見たくないなって思う
その他にアーニャと友人ベッキーのほっこりする話しが収録されている。
そしてついにアーニャがきっかけを作り、標的ドノバン・デイモンドの接触に成功する!!
見逃せない話ばかりで今回も見逃せない!!
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