俺たちは『犯罪者』である前に『商売人』だ。金にならないことやらない、逮捕も赤字も大敵だ。そして今日この件の空ぶったらやべーことになる…お前ら夫婦に責任をなすりつけて死んでもらうことになるかもしんねーわ
だから、「マイホームヒーロー」2巻 はおもしろい^^
目次
「マイホームヒーロー」2巻 のネタバレと感想と
ぜひ紹介文を読んで、試し読みしてね^^
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「マイホームヒーロー」2巻 のネタバレと感想と^^
零花の部屋で異臭の除去作業をする哲雄。
隣の部屋のチャイムに気づいて覗き穴から様子をうかがうとそこに居たのは警官だった。
何かしら訊いたのち哲雄のいる部屋（つまり零花の部屋）を確認したが明かりを消していたため、誰もいないと判断し過ぎ去った。
そして、また隣の部屋のチャイムを押した。
いったい何のために？
異臭か？ 水道管の詰まりか？ 様々な憶測が哲雄の頭をよぎった。
これって一体どういうことなんだろう？
もしかしたら何かの伏線なんじゃないの？って思ってしまう。
発覚
零花に大学の友人 田滝佳奈から電話が入る…
「そういえば大学で『零花にストーカーいるのか？』って訊き回っている男がいるんだけどぉ ...あれマジなん？」
「あっ？ それ延人のことかも」
「それなら『延人は行方不明』『ストーカーは知らない』ってことで良いんだよね？」
佳奈は男にそのことを告げると3万円を受け取った。
「口止め料込だからな。誰にも言うなよ」
これって恭一たちのチェックだったんだわ。
でも、この佳奈って女はひどい！
なぜなら、男からは「零花にストーカーがいるかどうか確認しろ。そしたら3万やる」って言われてるわけじゃん。
どう考えても怪しいよね？
それをお金のためにホイホイやっちゃうなんて、こいつはなんて奴だ。
普通、友人なら断って、そういう変な奴がいたって零花に教えるだろ～？
この佳奈ってやつはほんとに最低だわ^^
襲撃
零花からその話を聞いた歌仙は急いで哲雄に連絡を取る。
しかし、電車のため後で電話することに。
そして、電車を降りた帰り道…哲雄はスタンガンで襲われる！
同じころ家にいた歌仙も襲撃を受けていた。
拘束された二人…
やばいやばい～～～！
これってヤバすぎるでしょ～～～！
当然ストーカー疑惑が嘘って分かったから拉致して吐かせようとするんだろうけど、急すぎないかい？
しかも、もし哲雄夫婦が犯人じゃなかったら今度は恭一たちが窮地に立つわけだし…
いや、脅して警察には行かせないっていう自負があるんだろうね。
ほんとに怖いこいつら…
でもほんとに怖いのは佳奈だな^^;
拉致…そして拷問と脅迫
「質問に答えろ… 何を... 隠している？」
声から質問しているのは恭一だとわかった。
「わかってんだぜ 盗聴器の前でしていた話… ストーカーってのは嘘だな？」
質問に質問で返し、哲雄が余計なことを言うたびに殴る恭一…
何度も何度も殴られる。
そして哲雄はストーカーのことは受験の時に妻が怪しい男を妻が発見した。
零花には受験もあり心配させないように黙っていた。そう告げた。
これって絶対事前に考えておいた答えだと思う。
なぜなら、これまでの敵（暴力団）の動きからすれば、哲雄だけに確認するとは思えない。
つまり、歌仙と打合せしておいた答えに違いない。
歌仙も同時に襲撃していることから子の推理は当たっているだろうね。
ただ、今の時点では歌仙も拘束されていることは知らない...
哲雄を乗せた車は移動し、哲雄は高層階からはみ出した板の上のようなところに立たされていた。
「二つ目の質問だ。延人は娘の部屋を出た後、行方不明だ何か知らないか？」
恭一の質問には慎重に答えを探る哲雄…
答えを間違えれば矛盾を突かれすべてが嘘だとバレてしまう…
（慎重に見極めるんだ…）
恭一の焦り
麻取から電話がかかってくる。
「いえ…えっ 金曜…？ はい必ず… 大丈夫… あの夫婦がたぶん何か知っているはず」
電話の後、恭一は再度、延人の行方を訊いた。
その質問には哲雄がでっち上げた架空の探偵事務所を使い辻褄を合わせた。
「お前のその証言…今 俺たちが確保している鳥栖歌仙に確認すれば同じこと言うはずだな？」
「えっ？ 確保って…？ 妻に何を⁉ 娘は？」
「娘の安否はお前ら夫婦の返答と現場の状況次第だ」
「あの、もし… 僕と妻の証言が一致したら… あなたたちの疑いが晴れたら全員助けてもらえるんでしょうか…？」
「俺たちは『犯罪者』である前に『商売人』だ。金にならないことは一切やらないし、逮捕も赤字も大敵だ。そして今日この件の責任者の俺…空ぶったらやべーことになる…だから一致したとしてお前ら夫婦に責任をなすりつけて死んでもらうことになるかもしんねーわ…」
なんなんだこの理不尽さ！超身勝手さ！超自己中心的さ！
やってることはめちゃくちゃだし、言ってることもめちゃくちゃだわ。
いや、でもこういうマジでやべー奴らって本当にいそうだよね～。
普通に暮らしてるとあまり出会わないけど、すこしでもこういう奴らと関わるとほんとにアウトローの世界に行ってしまう…マジこわい!!
今度は歌仙が問われる
「一つ目の質問は『ストーカー』についてだ。知っている限り話せ」
歌仙の答えは… 哲夫と同じだった^^
そして延人の行方も…
10分が経過し警察の存在を心配がる歌仙のチーム
「この無能ババァ…何も知りませんよ 知ってる可能性は０％です 間違いなくシロです！」
そして、恭一の許可を待たずに撤収した。
窪から恭一に撤収命令が出た。そして今後この件は竹田に任せるという。
恭一を残してチームのメンバーが撤収する。
あ～～～、ほっとした～～～^^
それにしても恭一はやりすぎたんだよね～。
義辰から直接電話があったとしてもチームを危険に晒したことが一番の原因だわ。
チームが撤収したあと倉庫には恭一と哲雄だけが残った。
「僕たちは延人さんのことは何も知りません。僕はただのサラリーマンです。」
「...あぁ そうかもな でも悪い やっぱお前らには死んでもらうしかないわ」
今週金曜が捜索のタイムリミットだという。
なのに手掛かりは哲雄夫婦しかない...つまり哲雄と歌仙を犯人としてでっち上げないと義辰の怒りに触れるというのだ。
もし、本当に延人が生きていたとしてもだ…
提案
「提案があります。 僕と組みませんか？ 二人で金曜までに延人さんの行方を見つけましょう」
つまり、二人の目的は同じなのだ。
そうしなければ結局二人ともヤバいのだ。
恭一は哲雄のスマホのアドレスをコピーするという。
もし裏切った際に哲雄を社会的に抹殺するためだ。
しかし、合わせて盗聴とGPSのアプリをそっとインストールした。
哲雄は歌仙にもこのことは黙っていた…
ミステリー作家
哲雄はひとまず延人が生きているという証拠をねつ造して容疑を晴らそうと考えた。
そのために秋葉原で道具をそろえた。
哲雄のスマホからそのことを把握する恭一。
チームと言いながらも二人はお互いを疑っている。
こんな状況の中でいったい本当に延人生存説はうまくいくのか？
特にすぐそばには仲間とは言え精鋭の恭一がいる。
ちょっとでも尻尾を出したらその瞬間に捕まって義辰の前に出されてしまうはず。
これまでと違って歌仙もいない...
親の...いや、哲雄の零花を想う心は本当に素敵だ^^
新事実
情報を得るため延人の女である響きが働く店に行く。
そこは1時間5万円という超ぼったくりバー。
哲雄はそこで延人には本命の彼女がいたこと、零花は心だけでなく身体ももてあそばれていたことを知る。
しかし、響が哲雄は零花の父親だと知ｒ、話していくうちに親近感がわき、延人の秘密を哲雄だけに話す。
それは、延人は組織を裏切り、組織が襲うはずだった現金輸送車を組織より先に襲い横取りしたのだ。
もし、それが立証できれば組織も延人の捜索はしなくなる。
つまり哲雄たちも安全になるということだ。
響きから延人のSNSのウラ垢を聞き出し哲雄は席に戻った。
おおおっ!! 大進展！ このことをきっちり証拠をつかんで、なおかつウラ垢を使って延人が生きているように偽装できれば安心でしょ～～～^^
恭一にはまだ教えない方がいいね。
だって恭一の目的はあくまでも延人の行方であって、裏切っていたとしても組織がそれを許す可能性もあるからね！
うわ～～この後一体どうなるんだろう^^
マジか？
40分ほど経ったところで恭一が清算するよう言った。
そうするとなんと…100万円!!
ぼったくるにもほどがあるでしょ？
しかも恭一は店側の仲間じゃないの？
監禁された恭一と哲雄。
金が払えないなら龍健組と王虎隊の取引現場を襲ってカバンを奪えという無理難題
この人たちほんと無茶苦茶。
恭一も理不尽だけど、こいつらもさらに理不尽。
結局、論理じゃないんだよね。
勝てば官軍。力の世界なんだわ。
そう考えると暴力団も政治家もひどい連中だよね。
どっちも市民を食い物にするから。
死を覚悟しながら釣り引き現場に突っ込む…
銃弾の雨を食らい、被弾する恭一。
車を放棄して、恭一に肩を貸しながら逃げる哲雄。
そこに現れたのは…窪だった…
哲雄と窪この新たなステージにはいったいどんな展開が待ち受けているのだろうか？
後記
この作品は読みごたえがあるだけでなく、内容やトリック、人間関係もすごく凝った作りになっているとおもいます。
なるべく要点を抑えてネタバレしているつもりですが、十分には網羅できていないのはいがめません。
この作品を十分に楽しむために購入をお勧めします。
無料試し読みOK！
お得な情報がいっぱい^^
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アニメでも楽しみたい方はこちら^^
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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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