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「黒脳シンドローム」1巻の感想 いろんな人間の姿でミッションをクリアするサスペンス

2021年5月3日

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自分の身体を取り戻すために他人の身体で様々なミッションをこなす。
時には女性の身体に、また時には子供の身体に…
一体、だれが?、なんのために?
オムニパス・サスペンスストーリーがここに登場。


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登場人物

雪村ヒロト

自分の容姿を重視する超ナルシシスト

感想

マネキンゲームの景品…あなたの外見

自分の容姿を最も大切にしている雪村はあっさりと交通事故で瀕死の重傷を負う。
気がついたとき幸村は病室にいた。
そこにあったPCに「マネキンゲームに参加しますか? Yes/No 景品…あなたの外見 と表示されている。
次に声が聞こえてくる。
鏡に映る雪村の姿は見たこともない同い年くらいの女の子の姿に変わっていた。
「よくできているでしょ…? 彼女の名前はリカコ。君の外見は『リカコ』そっくりにつくりかえられた。
君はリカコの外見を着たプレイヤーとなったのだ。誰にも正体を気づかれずに今日のリカコの予定をこなせ。」
「そうすれば元の姿に戻れるんだな…?」
「もちろん。元々の姿に返してあげるよ」
そして雪村はゲームに参加する。

この謎のゲームマスターは雪村扮する「リカコ」の身体を自由に操作できるみたいだ。
その証拠に雪村が反抗的な態度をとると、リカコの目玉を落としたりすることもできる。
このゲームマスターはいったい誰で、なんの目的があるのか今はまったく分からない。
しかし、マカオンはこのゲームマスターは女性のような気がする。
なぜなら、最初の一言めが、「よくできているでしょ…?」と言っている、
男性なら「よくできているだろ」になるのではないかと思うからだ。
さー、雪村は無事、リカコの予定をこなして元の姿に戻れるのだろうか?

「一緒に天国に行こう」

リカコの予定は「ひろし」という恋人とのデートだった。
14:00 遊園地に行く
19:00 19時まで遊園地で過ごす
遊園地に行くと男が待っていた。
彼氏で、喧嘩の仲直りデートのようだ。
順調に時間を過ごす雪村。
しかし、観覧車に乗った時、スマホをチェックするリカコに対して一気に人が変わったように暴力的になる。
挙句には「一緒に天国に行こう」と刃物を出し始める。
ゴンドラから飛び出し、得意な器械体操の技術を活かして必死に逃げるリカコ、いや雪村。
追うひろし。だがひろしの身体は地面にたたきつけられる。
それを見ていた男女がいた...その女はこう言った「私は私のゲームをするだけだもの…」

ちょっと乱暴な展開かなっておもう。
ひろしが暴力的になるのは彼の隠していた部分ということでサイコ的なおもしろさともとれるが、雪村の逃走シーンで観覧車のパイプを鉄棒のように扱っている。

これって太さが全く違うし、強度を出すために丸だけとは限らない。Lもあれば▢もある。
また、鉄棒のようにしなる素材ではないし、太さもまるで違う。
ちょっと、どことか一気に興ざめする。
最もおかしなところは、なぜひろしが落下したかというのが一切描かれていない。
展開と構成がずさん過ぎる。
ここで何度ももどって理解しようとしたがいまだにマカオンはわからない。
ただ、次の展開として謎の男女を登場させrたのは良いと思ったね。

答えはこうよ「苦しめたい...!」

次に雪村が気づいたとき、その姿はもとの姿ではなく、子どもの姿だった。
スピーカーからまた声が聞こえる「ネクストステージへようこそ」
ゲームマスターが言うには雪村の身体を再生するには時間と金が必要だ。
対価のない雪村はゲームで支払え...ということのようだ。
そして次のゲームは「ゆうと」という小学生になって無事帰宅すること。
予定は、
09:00 小学校に登校
14:00 校門前に行く
19:00 帰宅
しかし、ゆうとは誘拐されてしまう。
犯人はゆうとの隣人。
車ごと海に沈められたゆうとは助かるのか…?

う~~~ん、今回も粗が目立つ作品になってる。
展開も構成もまたイマイチというよりも雑で粗い。
だから読み手に状況が上手く伝わらないんだよね。
その結果、内容が入って来ず、心理描写も私には全然伝わらない。
発想はいいのに、丁寧に描かれていないことがもったいないと思う。
緻密にそして読み手のことを考えて描けばもっともっと面白い漫画になったと思う。

「俺は今日死ぬんだ」

かろうじてミッションをクリアした雪人はすでに次の人間の姿にされていた。
そして、いまの自分の姿をライブで見せられる。
既に治療は完了したという謎の声...そして次のミッションは…
18:00 18時まで部屋の中で過ごす
19:00 塾に出勤する
これを「エンドウ」という人物で過ごすというのだ。
しばらくすると彼女を寝取られたという男がエンドウの部屋にやって来た。
リンチを受けるエンドウ(雪村)。
骨折しながらもかろうじて脱出して次の予定の塾へと急ぐ。
あと少しということでエレベーターが止まる。
絶体絶命のときエレベーターの非常電話が鳴る。
電話の相手はゲームのことを知り、雪村の名前を知り、プレーヤーと呼んだ。
ゲームのことを訊ねる雪村に男はこう言った。
「教えると思うか?エレベーターを止めた俺が」
しかし、調子に乗って多くを語る。
「主催者は毎回死にかけのマネキンを用意してくる。やつらの医療技術は想像を超えたものだ。おれはこのゲームを恩恵を受けるための椅子取りゲームだと思っている。おれはこれ以上プレーヤーが増えちゃ困るんだよね。おれはともかく負けるわけにいかないから妨害する」
19時になった雪村の身体に変化がおこる… 目玉がこぼれ落ちた..
叫ぶ.雪村…「俺は今日死ぬんだ」絶望と恐怖が一気に襲いかかる。
その時、雪村のスマホが鳴る。
「私の名前は小玉さちこ… 応答して雪村くん」

今回は謎のゲームの真相に一歩近づいたね。
・まず、主催者がいること。
・そして、その主催者がマネキンと呼ばれる雪村のような瀕死のプレーヤーを連れてくること。
・プレーヤーは複数人いること。
・プレーヤーには謎のパートナーのような存在がいて他のプレーヤーを妨害してくる。
・雪村のパートナーは「小玉さちこ」かもしれない。
・プレーヤーはミッションをクリアできないと自身の身体にペナルティを与えられる。
・主催者は高度な医療技術を持っている。
しかし、その目的や正体はいまだに一切分からない。
なかなかに粗い作品であるがサスペンス的には面白い。
いろいろな意味で2巻に期待したい。

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