冨山葵は岩野の元恋人だ。
翌日、麻希が登校すると岩野と成美が不倫関係にあると噂になっていた。
それを完全否定する麻希
麻希の余裕欲にも変化が起こる...固執と嫉妬
茜はカコに訊ねる。
「なにが目的なの? これは...岩野くんへの復讐なの?」
だから、「監禁嬢」3巻 は、おもしろい^^
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「監禁嬢」3巻 感想
こんにちは^^ マカオンです。
今日、紹介するのは、河野那歩也 先生の
「監禁嬢」3巻 を紹介します。
岩野の命以外には執着しないというカコ
柴田茜を取込み利用する
仕組まれていく罠
いったいどうなる…
「監禁嬢」3巻 ここがおもしろい
読み進んでいけばいくほど人間の本質がどんどん見えてくる
このドロドロしたところはだれでも持っているのに、おもてに出したり、人に話したりすることはほとんどない
なぜなら、それは人の醜い部分だったり、だれにも触れられたくない、理解されない部分だからだ
そんなことを言ってしまったら他人からさげすまれたり、変人扱いされてしまう
そんなだれにも見せない部分を暴いていくのがこの作品だ
だからおもしろい
カコの巧みな懐柔で人が堕ちていく様がこの作品に引き込まれるところだろう
誰もが経験してきた思春期の多感な気持ちも、この作品に共感できるところだ
そして、一瞬カコが感情をあらわにする
「監禁嬢」3巻 沼にはまる
柴田茜を『理解』したカコ
人はだれしも、理解されると安心で満たされる。
そしてカコは茜が求めている承認を与える
認めてあげる...そのことで茜は理解されたと知る
偽りの安心で懐柔...そして選択を迫る
「ここで死ぬか、私のために命を燃やすか...」
カコへの絶対的な忠誠そして...依存
「生かしてください... あなたをこれから... 私の生きる理由にします...」
この言葉めっちゃ恐ろしい。><;
翌日から茜は変わった。
髪を明るく染めたり、表情が明るくなった。
「カコちゃん...笑ってくれるといいなぁ...」
岩野は柴田茜の異変に気づきながらも写真に写っていた 田原成美 と 冨山葵 について調査しようと決めた。
田原は麻希の同級。 冨山葵は岩野の元恋人だ。
翌日、麻希が登校すると岩野と成美が不倫関係にあると噂になっていた。
それを完全否定する麻希
麻希の余裕欲にも変化が起こる...固執と嫉妬
麻希の心境に変化が見える。麻希にとってこれまで岩野は単なるブランド品でしかなかったが嫉妬している様に見える
これはカコが計画し茜が仕組んだ罠だった。
文化祭で何かを仕掛けるつもりらしい。
成美から感謝される麻希だが、「先生の一番は麻希だから」とつげる。
麻希自身も言っているけどもう、ただの乙女だ
冨山葵に会いに行った岩野と麻希。
収穫はなかった。しかし、麻希は葵から若かりし頃の岩野の話を聞く
岩野は葵がほぼヒモ状態にして、好きな小説を書かせていた。
同じころ、岩野はカコと会っていた。
カコは岩野に「自分を客観視し始めているでしょう? 過去から目をそらしてはいけませんよ」
と忠告される。
文化祭前夜、茜の不倫相手 皮谷が成美と岩野の不倫をでっちあげたことで脅迫してきた。
「殺そう」 カコが冷たく言う。
カコにとっては今ここで成美と岩野の不倫関係がデマってわかると、文化祭での計画が狂うから始末するんだね
車中で茜はカコに訊ねる。
「なにが目的なの? これは...岩野くんへの復讐なの?」
その言葉にカコの表情が強張る。
そして感情のままグーで茜の顔面を思いっきりヒットする。
「そんなモンと一緒にしないで」
人を殺そうというカコにさすがの茜も怖くなって、なにがあったのか訊いたのだろう
山中に到着した3人
いや、一人と死体がふたつ
皮谷と茜はカコによって殺された。
カコが茜を懐柔する様子は凄いというより、恐怖すら感じたね。
人って言うのは理解して認めてあげると忠誠して依存するものなんだね。
人間の本当の恐怖はマインドコントロールにあるのではないだろうか?
カコが言った「過去から目をはずさないで、自分を客観視」すると一体なにが見えてくれるのだろうか?
そうするとカコのことを思い出すということになるのだろう
逆に言えばそうしなければ思い出せないってことだ。
つまりカコの存在は岩野の見た良くない過去にあって、当事者では見えないもの
ってことになる。う~~~ん、ぜんぜんわからん^^;
しかし、感情的になるカコは初めてだ
それほどこの質問はカコにはタブーってことだね。
そして復讐なんかと一緒にするなということ と わたしはあなた(岩野)を殺せない
ということから、確かに復讐ではないだろう。
なぜなら、復讐なら殺せばいいからだ
殺さないで地獄を見せるのであれば 殺せない とは言わない。
この謎がまたおもしろい^^
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