ドン!
鈍い音と衝撃がタマに起こった。
それは、精神的に不安定な毛利裕美がカッターでタマを刺したという事実だった。
[みんな苦しめられた。犯人には当然の報いよ」
だから、「生贄投票」2巻 はおもしろい^^
「生贄投票」2巻 が無料で読めるかも^^

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目次
「生贄投票」2巻 感想
「生贄投票」二階堂ありさの呪い
こんにちは^^ マカオンです。
今日、紹介するのは、漫画:江戸川エドガワ先生、原作:葛西竜哉 先生の「生贄投票」2巻 を紹介します^^
ついに二階堂ありさの秘密が暴かれる。
ついに美奈都がうごく。
ついにクラスの全員が…
そして、ついに…
「タマ…報いって…何のこと…?」
今治美奈都は玉森修太に訊いた。
その質問に答えたのは菊川晃司だった。
晃司によれば、
二階堂ありさは半年前に2-Cの担任に就いた。
そのかわいらしい美貌ととっつきやすい性格はみんなに受け入られるはずだった。
しかし、それに嫉妬したのが入山環奈だ。
「ねー、ちょっとからかってみない? あいつ猫かぶってて鼻につくからさ」
そう言ってみんなを巻き込み凄惨ないじめが始まった。
はじめは言葉でからかっていただけだったのが、次第に過激になる。
無視...水の入ったペットボトルを投げつけたりと障害まがいにまでエスカレートしていく。
耐えられなくなったありさは1ヶ月の休職ののち、再び教室に現れた。
その姿は、髪はぱさぱさ、服はヨレヨレ、げっそりと痩せ、頬はこけている。
その目は宙をさまよっていた。
「みんな~、出席とるよ~」
そう言って、一人一人の名前を呼び始めた。
「朝倉大祐、佐々木妃佳里、・・・横溝薫、渡邊弘樹…以上36名 お前ら全員呪ってやる」
そう言い残して教室を出て行った。
その後、二階堂ありさは自殺した。
噂では焼身自殺らしい…
いじめってほんと陰湿。
ひとりでいじめてみろよって思う。
そしたらみんなから鼻つまみにされるのに、それも怖いからみんなでいじめる。
一人では何にもできない弱い人間はいじめるんんだよね。
しかし、環奈ってってほんと性格悪いね。
事故死したのは可愛そうだけど、投票されてざまあ見ろだよ。
「行こう。二階堂先生の呪いを解く方法があるかもしれない。」
美奈都はそうタマに言った。
「生贄投票」ヒント❓
二階堂ありさの実家を訪れた美奈都とタマは、美奈都の部屋で日誌を見つけた。
「教育日誌」
しかし、全ページ引き裂かれていた。
二階堂ありさの実家を出たふたりは近所の女性から声を掛けられた。
「あなたたち大丈夫? あの家は、もう…ね…まともじゃないから…ご主人も娘さんも亡くなって…その上、息子さんまで出て行っちゃったみたいだから」
「息子って…?」
「たしか弟さんまだ高校生くらいじゃないかしら…」
二階堂先生に…弟がいた…?
すごい事実! 発見だ!
美奈都たちと同じ高校生ぐらいだとすると、学年やクラスは違っても2-Cの内情に詳しいことも十分考えられる。
犯人は身近にいて、それは男かもしれない。ってことだよね!
すごい!
みんなにこのことを伝えれば団結できるかも^^
でも、こちらの手の内がばれるのはハイリスクすぎるね~。
「今、担任に訊いてきた。該当者ゼロ! うちの学校に二階堂っ名前の奴はいないみたいだ」
「そっか」
「あとさ、俺 生贄投票の対応策を思いついたんだよ。
「対応策?」
そう話す美奈都とタマ。
その背後でうすら笑う黒い影が…。
「生贄投票」ハメられたタマ、バラバラになるクラス
タマの提案はこうだ。
生贄を投票する際、自分の次の出席番号の生徒を投票し、最後の生徒は出席番号1番の者を投票するというものだ。
この作戦のメリットはみんなが1票という同票になること、そして約束を守らなかったとしても裏切者が誰か分かることだ。
この案めっちゃ良いやん^^
タマすげーよ!!
待てよ❓
同票の時はどうなるんだ❓
全員に「死」がくだるのか❓
しかし、冷静に考えれば、犯人は2-Cのクラス全員に罰を与えたいわけだから結果としてそれもありかもしれないね~。
せっかくのタマの名案も毛利裕美が反対した。
しかし、いまの状況でクラスの全員を敵に回すことなどできるはずもなく、結果として賛同するしかない裕美だった。
しかし、犯人は投票ではなく「犯人探し」にゲームを変えてきた。
やるね~犯人。
しかし、このことから犯人はものすごい身近にいるか、もしくは犯人とつながっている誰かがそばにいるってことだ!
そうしてもゲームを変えるってことは余程ばれない自信があるんだろう。
予想外にゲームを変えられてしまい、そして、タマが犯人に仕立て上げられる。
タマは本気で犯人を突き止めるために、これまでできなかった逆探知を試みる。
つまり、犯人はクラス全員のスマホにアプリを送り込んだり、投票を操作しているから、みんなのスマホをハッキングしているわけだよ。
だから、逆にそのハッキング元を突き止めるってことだよ。
これまではあからさまな犯人捜しはしなかったタマだが、背に腹は代えられないってわけだね。
「来たっ! やはり…発信源はこの教室の中だ!!」
しかし、犯人は1枚上手だった。
[やられた...」
犯人はタマのPC に細工をしていかにもタマが犯人のように見せかけた。
「みんな聞いてくれ!」
タマが必死になって説明しようとしたその時だった、
ドン!
鈍い音と衝撃がタマに起こった。
それは、精神的に不安定な毛利裕美がカッターでタマを刺したという事実だった。
[みんな苦しめられた。犯人には当然の報いよ」
そう言い残して毛利裕美は教室を出ていった。
そしてさらに、工藤勇作が生贄投票の犠牲になった。
この犯人ってめっちゃ狡猾。
つまりずるがしこいって意味ね^^
しかし、
たしか犯人は「社会的な死」を与えるといっていたはず。
それなのに、冷静に思い出してほしい。
入山環奈は事故死。
玉森修太もあわや命を失う所だった。
つまり、犯人は「社会的な死」は与えるが、その後、そいつが事故死しようが、生徒同士で殺し合おうが、自殺しようがまったく気にしないってことだ。
負の連鎖は止まらない…
「生贄投票」ついに攻略!
「今晩の投票はみんな…私に投票して」
「明日の放課後…みんなの時間をちょうだい」
すべてを終わらせる。
その方法が一つだけある!
美奈都が考えるたった一つの方法とは…
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