しかし、中村雄二郎のポイントだけは遠いところにあった。
自分のポイントに到着した雄二郎はスタンガンを浴びせられ、
全裸のうえ足を広げ、パイプに縛られた状態で何者かに写真を撮られる。
だから、「生贄投票」3巻 はおもしろい^^
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「生贄投票」3巻 感想
こんにちは^^ マカオンです。
今日、紹介するのは、漫画：江戸川エドガワ先生、原作：葛西竜哉 先生の「生贄投票」3巻 を紹介します。
クラス一丸となってゲームをクリアした2-Cの仲間たちしかし、新ゲームは個人戦全員が自分さえよれば...
他人を蹴落とす醜態が満ち溢れる
新ゲームは個人戦
普段は善人面していても
いざととなると平気で友を裏切り、蔑（さげす）み、無視する
つまり、自分さえよければいい。
そのためには他人のことなんか構っていられないという利己主義
そんな人間の冷たさ、非情さ、醜さが沸騰する
それがこの「生贄投票」のおもしろさだ
ゲームをクリアした2-Cのクラスメイト。クラスがひとつにまとまった。
喜び、称え合うクラスメイト達に生贄くんの声が響き渡る。
「今回の投票はすべて無効です！ なのでぇぇーーー次からももももも 新ゲームはじめちゃいま～～～すうううう」
凍り付く2-Cのクラスメイト達
そしてその時は来た。
新ゲーム 「シークレットグッドゲーム」
このゲームはリアルな地図上に2-C全員の個人の秘密がばらまかれる。
そのポイントに行けば秘密をGETできる。
つまり、自分のポイントに行けば秘密は守られるということ。
逆に自分の秘密を知られたなら、「拡散する」と脅迫され、そいつの言いなりになってしまうということだ。
美奈都も自分のポイントにチャリでダッシュする。
しかし、毛利（タマを刺した女）に秘密を拡散される。
美奈都の秘密...それは、父親が連続7人殺人犯ということ。
毛利の要求はタマを殺すこと
毅然（きぜん）とした態度で断る美奈都
翌日の2-Cでは皆がヒソヒソ語で話しあう。
しかし、どうやら美奈都の秘密は拡散されていないらしい。
だが、クラスには下剋上が...ゆがみが起こっていた。
昨日まではバカにされていた者が今日はそいつをパシらせる。
明らかに秘密を握ったからだ。
タマの見舞いに来た美奈都。
刑事に生贄投票のことを訊かれているときに、突如にタマの容体が悪化した。
心配する美奈都だが、その時、毛利の要求を想いだし、辺りを見渡す。
怪しい人物...それはタマの友人、菊川だった。
「仕方なかった...」
それは毛利に脅迫され、自己保全を図った菊川の殺人だったんだね
自分が助かるためなら友達も殺す…それがこの新ゲームの真の恐怖だ
美奈都が手引きして元カノの伶が菊川に自首を促す。
他にも秘密を握ったやつらがどんどんと図に乗っていく。
無法地帯と化す2-C。
刑事が美奈都ののもとにやって来た。
すでに警察も二階堂ありさの姉弟については調査していた。
「残念ですが…二階堂ありさには弟はいません」
そしてまた、ゲームが始まった。
自分のポイントは基本的に家から誓いところにある。
しかし、中村雄二郎のポイントだけは遠いところにあった。
自分のポイントに到着した雄二郎はスタンガンを浴びせられ、全裸のうえ足を広げ、パイプに縛られた状態で何者かに写真を撮られる。
雄二郎に秘密らしい秘密はなかった。そこで犯人は雄二郎の秘密をでっちあげたわけだ。
ほんとっに卑劣なやつ。
二階堂ありさの墓前で手を合わせる美奈都と美姫（みき）。
焼香台の下に2-Cのクラスメイトの名を書いたリストを見つけた。
それは二楷堂ありさの教育日誌から破られたページだった。
復讐が終わった者には赤い丸が付けられ、「半分」と書かれていた。
つまり、「残り半分が...私たち...」
美姫は従兄弟に頼んでトレイルカメラを仕掛けた。
リストを確認しに来た人物を撮ろうというのだ。
数日後、メモリーカードを確認する二人。
それらしい人物は写っていない。
しかし、最後の1枚。昨日の夜2時53分に写っていたのは...
どこかの部屋のような光景。そこへ見知らぬ男が入ってきて何かを物色している。
「これ...私の部屋」美姫が怯えた声で言った。
男は美姫の下着でオ〇ニーを始めた
その男は幹にカメラを貸してくれた従兄弟だった。
生贄くんの笑い声が鳴り響く。
「おまえと関わると...結局 これだ...」
美姫が冷たく美奈都に言い放つ。
つまり、犯人はカメラの設置を知り、それを美姫の部屋にセットして従兄弟の変態行為を見せしめたわけだ。
どこまでも先回りする犯人だね
美奈都のスマホが鳴る。
タマが意識を取り戻した！
喜ぶ美奈都。
そのころ教室では、金田が「玉森が犯人じゃね？」と言い出す。
「その真偽を確かめる方法がある」
そう言うと金田は生贄くんを呼び出す。
「投票で選ばれた人間を殺すことってできる？」
この言葉にはさすがに生贄くんも『え？...』と驚く
今回の個人戦って言う発想はおもしろいね。
だれも信用できなくなる。
しかし、最大の面白さは、そこではない。
本来、自分の秘密「だけ」保全すればだれも傷つかない
なぜなら、だれにも自分の秘密を知られなくなるからだ。
しかし、人間は他人の秘密が大好物！
だから、そういう発想に行きつかない。
挙句にはそれをネタに脅す始末だ。
こういう人間の醜さが如実に出てるところが今回のおもしろさだ。
二階堂ありさについてだが、近所のおばさんがなぜ嘘をつく？ メリットは？
なにもないよね。
逆に言えばそういう男の影があったってことだろう。
おばさんはそれを「弟」って勘違いした そういうことだろう。
そして、金田が生贄くんに言った「投票で選ばれた人間を殺すことってできる？」ってめっちゃ嫌な予感がする。
マカオンが生贄くんなら直接手を下さずにクラスメイトに殺させるよ
..ただ、生贄くんのセリフの書体は読みにくい（><）
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