その結果、絶対的な秘密を暴かれる。
現代ではネットに上がった瞬間にそれは半永久的に残る。
本人が死んだとしても記録と記憶は残る。
スマホという武器は使い方次第で人を抹殺することもできる。
だから、「生贄投票」7巻 はおもしろい^^
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目次
「生贄投票」7巻 感想
「生贄投票」ここがおもしろい
一見意味のない投票は社会的「死」を招くこの作品。
その投票対象者たちはなにかしらの恨みを買う行為をした過去をもつ。
その結果、絶対的な秘密を暴かれる。
現代ではネットに上がった瞬間にそれは半永久的に残る。
本人が死んだとしても記録と記憶は残る。
スマホという武器は使い方次第で人を抹殺することもできる。
あなたの過去は晒されていないか?
身近な恐怖はすぐそこにある。
それが現実になる...だから生贄投票はおもしろい!
「生贄投票」生贄投票の日
「私立夢ノ台高校 先生人気投票」の日、2-C全員のスマホが何者かによって盗まれていた。
各教室では主導権を握った生徒たちが教師に脅迫まがいのことをしていた。
神庭(かんぼ)は生徒たちから「正当な権利を主張した生徒を校則を盾に押さえつける強権的な体制」について意見を求められる。
それには答えない神庭は土下座を要求される。
つまり、言うことをきかなければ神庭に投票して社会的「死」を与えるぞと言っているのだ。
同じようなことがどこのクラスでも起こっていた。
「生贄投票」12時
ついに12時になり投票開始の時刻になった。
何も起こらない。
しかし...12:20 ネオ生贄くんが現れ、投票開始を宣言した。
「結果発表は24時間後の明日 昼12時!」
追い詰めたれる恐怖に精神崩壊していく教師たち。
醜くののしり合う教師たち
しかし、ネオ生贄君によってそれすらもの生徒たちにライブ配信されていた。
「生贄投票」結果発表
「一番得票数が少なかった先生は~~~~~」
「生贄投票」毛利裕美
美奈都のスマホにだけあの毛利裕美らしき女性から連絡が入る
「生贄投票」伊賀の告白
「中村さんには話しておいた方がいいと思うな 俺は...」
「生贄投票」蒼井ふみこ
「生贄投票が生まれた理由…?」
蒼井ふみことは?
生贄投票と一体どんな関係が?
「生贄投票」反乱
生徒たちによる教師への抵抗が起こる。
「生贄投票」決着
美奈都はこの私立夢ノ台高校の生贄投票に決着をつけようと提案するが…
「生贄投票」美奈都の答えと決意
「生贄投票の犯人は...」
ついに犯人が分かり完結した本作品だが、
生徒編とは異なるシチュエーションの犯人像となっている。
しかし、その動機は少し弱いかなって感じた。
なぜなら、その動機と行動にギャップが大きすぎて共感を得ることが難しいのだ。
そう言う意味では、結末がきちんと締まらない分、満足感に欠ける読み応えだと感じた。
しかし、美奈都や他の教員のその後を描くことで生贄投票という過去から
ひととの関わりに向き合う姿がいかに大切かを感じさせ希望らしきものが見えている。
そこは明確にしないでぼかしているところで読み手の想像力を掻き立ているところはうまいなと思った。
そして、毛利裕美の行動をにおわせる締めくくり方がこの生贄投票は終わっていないといううすら寒さと身近な恐怖を残しているところは実にいい締め方だ。
最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
完結しましたー^^