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静一の精神は静子がいないと生きていけないというくらい
静子に依存してしまっている
それとは打って変わってそんな静一に心配もせず、
ただただ静一との時間を楽しむ静子に恐怖を覚える
目次
「血の轍(わだち)」3巻 のネタバレと感想
こんにちは^^ マカオンです。
今日、紹介するのは、押見修造 先生の
「血の轍(わだち)」3巻 を紹介します。
静一は言葉が発せなくなる
そのことにまったく無関心の静子
なにを想い、なにを考えるのか
その一端が見え始める
ぜひ、紹介文を読んだり、試し読みしてみてください。
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「血の轍(わだち)」3巻 のネタバレと感想 爆発
静一とベッドで抱き合う姿に異様な感覚を覚える夫:一郎。
病院へ行こうと静子に呼びかけるが、静子はそれを拒否する。
そればかりか
「わたしがどんな思いでいたのかなんて、なーんにもわかんないんだいね」
慰める一郎に対し、大気な声で
「何がわかるん!? 何がわかるってゆうん!? 私たちは知らない!! 関係ないから!! パパはさっさとみんなのところに行けばいいんがい!! 早く ほら! さっさと行って!!」
ふーーーっ 、 ふーーーっ
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いったい静子はどうしたって言うんだろ?
こんなに興奮して一郎に突っかかるなんて
静子はいったい何のことを『どんな思いかわかるのか?』と言っているのだろう
静子の静一への強い愛情か?
しげるを突き落としたことか?
それとも、一郎への不満か?
「~おもいでいたのか」ということは継続的な心情だから
静一か一郎に対して、もしくは両者に対してかもしれない
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その後の静子はストレスを発散したからなのかすっきりした表情をしていた。
「血の轍(わだち)」3巻 のネタバレと感想 ママがいるから
精神的ストレスから言語障害を発症する静一。
何事もなかったかのように振る舞う静子。
静一の言語障害にもなんの反応も示さない。
月曜になり吹石から手紙の返事を訊かれる静一。
「ごっ ごめん…」
「…どうして?」
「まっ まっ まっ まっ まっ まっ ママが…いるから。」
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静一の精神は静子がいないと生きていけないというくらい
静子に依存してしまっている
それとは打って変わってそんな静一に心配もせず、
ただただ静一との時間を楽しむ静子に恐怖を覚える
愛する我が子が精神に異常をきたそうとしているのに
医者に診せるわけでもなく、しかし『大丈夫?』の一言もない
本当に静子は静一を愛しているのか?とすら思う
静子の愛が相当に屈折しているのは間違いない
それは静一に対してでなくあくまでも身勝手な愛情ではないだろうか
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「…お母さんに、何かひどいことされてるん?」
「血の轍(わだち)」3巻 のネタバレと感想 静子の気持ち
家に戻った静一が聞いたのは両親の言い争う声だった。
庭にまわると静子の声が聞こえた。
「私はひとりぼっち。静一が生まれてから、ずーっとひとりぼっち。消えたい。消えたいわ。静一がいるから、まだいるだけ。あなたとも別れて。全部消したい。産まれる前に戻りたい。あなたも静一も、私も 全部、なんの価値も無い。なんの…」
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なにを言っているんだろう?
孤独感にさいなまされてる? なぜ?
一郎との関係は悪くはにように見えた。
そもそも、自分にも他の誰にも、静一にすら価値がないと言っている
その一方で静一がいるからまだこの家にいるとも言っている
これは矛盾しているように想える
なぜなら、自分がこの家にいるのは静一がいるかrであり、
それは静一が自分にとって大切な人だからに違いない
つまり、そのことだけでも静一は自分にとって価値があることになるからだ
そのように論理的な思考ができないこと自体、既に静子の精神は狂っているのではないだろうか
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父と一緒にしげるの見舞いに行った静一。
思わずそこで号泣する。
「血の轍(わだち)」3巻 のネタバレと感想 問い
帰宅した一郎と静一。一郎はまま会社の呑み会へ。
家には誰もいない。
しばらくして静子が帰ってきた。
しげるのところへ行ったことを可哀想にという静子。
その愛情表現として静一に唇を近づける。
近づいてくる唇におえつする静一、そして過呼吸。
息ができず、苦しむ静一。
静子が指を入れ過呼吸は治まる。
「僕のせい? 全部、僕のせいなん? ぼくを…産んだ…から…ママはひとりぼっちなん?」
そして、核心に触れる静一
「どうして、しげちゃんをつきとばしたん⁉ どうして、みんなに嘘ついたん!? ママ、逃げないで」
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静一がほんとに苦しんでいる様子がよくわかる
静子にとって静一はまだずっと小さい子供という認識である事が分かる
なぜなら、静子の態度は親が赤ちゃんにキスしようとする行為によく似ている
しかし、静一はすでに中学生だ母親とのキスはすでにスキンシップとは言えない
親にとって子どもはいつまでも子どもだが、静子は子離れできない親ともいえる
静一にしてみればこれまでの不安や不満、疑問に対し、静子の本当の気持ちを聞きたかったのだろう
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「じゃあ、ママ死んでいい?」
そう言って、静一の手を取り自分の首を絞め始める静子
拒む静一
「じゃあ、ママがやる?」
そう言うと静一の首を絞め始める静子。
馬乗りになり首を絞め続ける。
しばらくして
「なまいき言わないで。いっちょまえに。こどものくせに」
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『逃げるな』という静一の問いに
『死んでいい?』というのは
静子の余裕ともとれる発言ではないだろう
なぜなら、静一はすでに静子に取り込まれているからだ
つまり、静一は静子なしでは生きてはいけないことが静子にはわかっている
自分に対して『死んでもいい』とは言わない、いや言えない
静一にとって自分は絶対に必要な人間だと自負しているからではないだろうか
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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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