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目次
登場人物
新名 誠
結婚7年。妻のレスに悩む。
とても優しく思いやりのある男。
同じ境遇のみちに想いを寄せる
吉野 みち
結婚5年。夫のレスに悩む。
夫 陽一への想いが断ち切れない。
関係を修復しようと努力する。
北原 華
みちの後輩。
新名を狙っていたがみちの態度で諦める。
白馬の王子様を求めてる。
新名 楓
誠の妻。バリバリのキャリア副編集長。
夫 誠の存在の大切さを知らされるが時すでに遅し…
吉野 陽一
みちの夫。
三島と関係を持つ。
他人に対し無神経。
三島
陽一の先輩で1度だけ関係を持つ
「あなたがしてくれなくても」6巻 感想
「私も同じだ…」
「吉野さんと会うと妻との問題を忘れられた。考えなくて済むから...苦しまなくて済むから。そうやって居心地のいい方へ逃げていたんです」
誠の言葉をきいたみちは(新名さんを本気で好きだったら陽ちゃんと離婚してでも新名さんを選んだはず…だから私も同じだ…)
このふたりの思いというのは、紛れもない事実であるとおもう。
確かに逃げでしかない。けれども、
みちの言う通り本当にその人のことが好きなら離婚という選択をするだろう。
しかし、マカオンはこう思う。
「それは事実で解決肢としても間違ってはいない。が、解決はできない」とおもう。
なぜなら、誠もみちもまだ離婚していない。あくまでも仮定の話をしているだけである。
セックスと恋愛は成立するかもしれないが、それはセフレ的なことだ。
ふたりの思いが真実なら、「離婚して再婚してセックスして幸せになりましょう」って話が進むのか?
あなたはそう思いますか?
「一方的に俺が彼女に精神的な支えを求めてしまったんだ」
自分の気持ちに気づいたみちは生活を変えようとする。
陽一に家事の手伝いを求め、昇格試験を受け、セックスのことも陽一の努力を理解していなかったと謝った。
そんな変わろうとするみちを陽一はいま一度かけがえのない妻だと再認識する。
一方、誠も自分に非はないという立場で楓を攻めたことに自己嫌悪していた。
その楓は誠の浮気を疑い問いただす。
「彼女とはそんなんじゃないんだ。一方的に俺が彼女に精神的な支えを求めてしまったんだ」と告白する。
今回最も大切なのはそれぞれが、本当に大切なものはなにか?ということを見つめ直し、そしてそれを再認識する。
それはパートナーであったり、仕事であったり、違うだれかであったりする。
仕事に懸ける女性はエネルギーをそこに集中し、夫を拒絶する傾向にあると思う。
また、レスになやむパートナーは自分を正当化する傾向が強い。
前にも言ったが、セックスは生理現象でもあるし、自然なことでもあり、人類の本能でもある。
そして法律で事実上決められている義務でもあるからだ。
先ほども言ったように、今回、最も大切なものを再認識するということが大事なことなのだ。
そこに必要なのは自分の素直な気持ちであり、感謝であり、思いやりだ。
多くの方は知らないだろうが、それこそが「愛」なのだ。
好きとか、嫌いとか、浮気されて悲しいとか、それは「恋」である。
人を愛するということはセックスできなくても、見返りを求めず、その人を想い尽くして行動することなのだ。
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