泣ける、ヒューマン

「私の少年」1巻 のネタバレと感想と 優しくするのは普通? 特別だから?

2019年7月8日

真修に体温を測る癖をなぜ何年も続けているのか?と問われ、椎川と付き合っていたころを思い出した聡子の目から大粒の涙があふれ出る…
そんな聡子を真修はそっと抱き寄せ
「お母さんが 悲しいときは人の胸の音を聞くと良いって」

だから、「私の少年」1巻 はおもしろい^^

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「私の少年」1巻 のネタバレと感想と 

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「私の少年」1巻 のネタバレと感想と^^

この物語は30歳のOL 多和田聡子と12歳の少年 早見真修の心の交流を描いた物語だ。と思う^^

というのは、この先の展開が1巻を読んだ時点では微妙にわからないからだ。

 

聡子は会社でしつこく付きまとう同じフットサルサークルで元恋人の椎川を振り切り帰宅する途中、公園でリフティングの連取をする少年と出会う。

 

その少年は大変な美少年でドキリとする聡子だった。

 

翌日もその少年と偶然に合い、リフティングを教えることを約束する。

 

少年の名は早見真修。サッカーのレギュラーになりたくて練習しているのだという。

 

なぜなら、レギュラーになれなけエバ素質がないということでサッカーチームをやめるよう父親から言われているらしい。母親は…「大丈夫です。お母さんいないから」だった。

 

真修のコーチをするために毎日定時で帰る聡子を椎川が強く、飲みに行く約束を取り付ける。

 

それは真修のレギュラーをかけたテストの日だった…

 

真修の結果を心配しながらも待ち合わせの場所にいく。

 

そこには椎川と婚約者の夏海がいた…

 

聡子の中で何かが崩れていった。

 

いつもしつこくしていた元恋人の椎川には聡子は自分では何も期待していないつもりだったんだけれど、実はそれはしつこくされることで、かまってもらえることが実は安心感があった自分に気づいていなかったんだね~。

身近な存在では親がそうなのかもしれないね。

いつもしつこく構ってきて、うざいんだけど、もしいなくなって、それがまったくなくなったらら、どこか虚しさを感じるんじゃないだろうか?

多くの人はそんなことないわ!っていうだろうけど、それこそがまさに聡子と同じ感覚なんだと思う。

 

その帰り、いつもの公園には真修が一人寂しくベンチに腰かけていた。

 

「レギュラー… だめでした だから もう やめます」

 

寂しそうにつぶやく真修…

 

「お風呂はいってないでしょ? 行こう」

 

そういうと聡子は真修を自分のアパートへ連れてお風呂を使わせた。

 

真修に体温を測る癖をなぜ何年も続けているのか?と問われ、椎川と付き合っていたころを思い出した聡子の目から大粒の涙があふれ出る…

 

そんな聡子を真修はそっと抱き寄せ

 

「お母さんが 悲しいときは人の胸の音を聞くと良いって」

 

翌日、家に帰ると真修が待っていた。

 

何もしないならサッカーを続けてもいいと父親に言ってもらえたというのだ。

 

何もしない…「送り迎えとか、洗濯とかなにもしなくていいなら」

 

そして、試合があるという。

 

真修はレギュラーではないから出場しないけど、試合には自転車で行くという。

 

相当な距離に聡子はレンタカーで送迎を決意する…

 

真修が大人びていたり、服が幼かったり、髪が伸びているのも、親の…父親の影響なのだろう。仕事に忙殺され子供に手が回らない…そんな親なのだろう。

しかしだ、12歳というまだ幼い子に対してあまりも親としての愛情が薄いのではいだろうか…

 

学校では真修が一人でウサギ小屋を掃除している。

 

男女ペアなのに女子はさぼっている。

 

そんなことはまったく気にしない真修。

 

見かねた小片(おがた)が掃除を手伝う。

 

真修のウサギを想う優しさと人を疑わない純真さに、同じ子供ながら小片は驚き、感心し、尊敬する。

 

真修は聡子のことを「さやしい人なんだ」と小片に伝える。

 

ウサギに名前も付けていた。まくら に ふとん ^^

 

ちがいまではっきり見極める真修に驚く小片。

 

その日の給食の時間、気分がわるくなり、戻してしまう小片。

 

そんな小片に自分のハンカチを差し出し、汚れをぞうきんでふき取る真修…

 

(これが 早見君の『普通』)

 

だれにでも何にでも自然に優しくしているのにそれを「普通だよ」さらりという真修

 

保健室のベッドで真修の思いやりとやさしさに涙が止まらない小片だった。

 

真修の行動がとても優しくて、慈愛に満ちていて、そしてそれは真修には普通…

でも、他の小学6年生は友達と話したり、手紙のやり取りしたり、かわいい服を着たりしている。

人の想いとか行動に本当に人間の大切なものを垣間見たのだろう。

そのことに「なにかちがう」と感じ、はっきりとは言えないけれど涙が止まらなかったのだ。

 

サッカーコーチのお礼をしてさせてほしいと真修に迫られる聡子。

 

そこで、一緒にお寿司を食べに行くことにする。

 

同伴してもらうことがお礼だと聡子は真修に言う。

 

すし屋で真修には遼一という弟がいることを聡子は知る。

 

そして寿司を食べるのも久しぶりということも…

 

美味しそうに食べる真修をみて聡子も心が和む…

 

ガチャガチャももらって「幸せだあ」と呟く真修

 

真修は聡子に「お姉さんも人に優しくするのは普通だから、ぼくにサッカー教えたり、車で送ってくれたりお寿司食べていいよって言ってくれたりするんですか?」

 

「え? 普通こんなことしないでしょー 真修にしかこんなことしないよ」

 

聡子の返事を聞いて真修はさっきもらった「幸せ」なガチャガチャを

 

「聡子さん これ、今日のお礼です」

 

と聡子に握らせ走り去っていった。

 

普通とか特別とかって…

人に優しくするのは普通

この人に優しくするのは特別

もちろん境界線はなくてあるとすればその人のモラルだけ

この年の差 姉弟 みたいな関係はいったいどうなっていくんだろう…

 

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