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萌は玄関先で不倫の事実をばらす
「夏川萌でーーーす！ 正隆さんと不倫交際していた夏川萌でーーーす。奥さんいますかーーー？ 私…旦那さんと寝ていましたーーー」
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
玄関のチャイムが何度も何度も鳴る。
だから「ただ離婚してないだけ」1巻 はおもしろい^^
目次
「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想
こんにちは^^ マカオンです。
今日、紹介するのは、本田優貴 先生の
「ただ離婚してないだけ」1巻 を紹介します。
その男女は夫婦から
単なる同居人と化していた
外にはけ口を求める夫
それが始まりだった
ぜひ、紹介文を読んだり、試し読みしてみてください。
↓↓↓↓↓
「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想 夫婦と一人
柿野正隆と雪映（ゆきえ）は結婚7年目の夫婦。
正隆はフリーのWEBデザイナー。自宅が仕事場だ。
雪映は高校教師。毎朝車で仕事に出かける。
ふたりは同じテーブルで朝食をとる。しかし、会話はほぼない。
正隆は自分たちのことを「俺達夫婦はただ離婚してないだけ」
そう自虐している。
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この正隆が言ってる意味は夫婦としては完全に終わっている。
仮面夫婦としてただの同居人に過ぎないというつもりなんだろう。
しかし、本当に終わっている夫婦、同居人というのは一緒に食事はとらないものだし、妻は料理も作らないものだ。
柿野正隆は深く考えない体質なのだろうか？ とても稚拙で子供っぽく、はっきり言って考えが甘い男性として描かれている。
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雪映が仕事に出かけたあと新聞屋が来た。
この女性こそ正隆の不倫相手 夏川萌 17歳である
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ちなみに完全に淫行。条例違反である
このことからも正隆のあまちゃんさがありありと見える
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萌には彼氏がいる。つまり正隆とはセフレということになる。
ある日、セックスした後、萌は正隆を旅行に誘う。
「割り切っていこうや。そこは。お互いのためにも」
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正隆が言いたいのは、つまり身体だけの関係ということだ。
正隆の言ってる離婚していないだけの夫婦、不倫という行為をは確かに正当化される行為ではない。
しかし、気持ちはわかるなぁ。
夫婦仲が悪くなると一緒にいるだけでつらい。
たとえばあなたが、きらいきらいで話したくもない人とず～～～～っと
毎日1日の2/3、つまり16時間ずっと、365日一緒に居なければいけないと想像してほしい。
もう拷問でしかないはずだ。
だからと言って正隆の行為が肯定されるわけではないが、気持ちだけはわかるよね。
こんな拷問耐えられない…でも、それは雪映もおなじなんだよね。
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「新聞…来たの？…可愛いよね あの娘 どこで何しようと自由だけど迷惑だけはかけないでね」
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これ、バレてるし。
しかし、こういうことを言うってことは雪映はまだ、夫婦としての絆が残っていることに間違いない。
なぜなら、ほんとうに終わっている夫婦というのはまったく詮索も忠告もしないものだ。
何より子どももいないのに、食事もつくっている。
これは、他の誰でもない正孝のためなのだからね。
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「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想 箱根不倫旅行
「わぁ…うれしいなぁ。 初めての旅行に、初めて一緒に撮った写真」
素直に喜ぶ萌。
その時、正隆は出張に行くと言ったときの雪映の能面のような冷たい眼と表情を思い出した。
街を歩き、楽しく食事して、酒を呑み、キスする年の離れたカップル。
萌は本当に楽しそうにしている。
まるでほんとうの恋人のように。
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これまでは密会という形でしか会えなかった二人。
17歳の少女にしてみればそれは余りにも不自然なことだ。
しかし、この時の二人にはすでに心のすれ違いがある。
萌と楽しく振る舞おうとすることで、その見たくはない雪映との現実には眼を背けようとする正隆だった。
正隆にとって萌はあくまでもセフレで身体とこころを充たす
”道具”に過ぎないんだ。
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一緒にお風呂に入りながら萌は正隆に訊いた。
「奥さんにどんなプロポーズ言って結婚したの？」
正隆は覚えていなかった。
たった7年前のプロポーズという人生の大切な言葉を覚えていなかった。
しかし、その時の雪映の顔ははっきりと覚えていた。
そして、夫婦がこうなった原因である流産のことを思い出していた。
（もし、あの時が…違っていたら…）
そう思いながらもしかしたら、雪映ともし生まれていた子供との3人でお風呂に入っている姿を想像した。
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夫婦のこころが離れた原因というのは流産だったんだ。
でもさ、そんな時は妻をいたわるのが夫の役割でもあるよね。
きっと雪映は気丈だったんじゃないかな。
だからこそ正隆に負担をかけちゃいけないと思ったんだろう。
あまったれの正隆は、雪映の気持ちも推し量れなくて、大人になれず
結果的にはそれが亀裂を生んだんだと思うな。
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正隆はそんなことを思い出しながら彼氏のことを訊くと
萌は元気なさそうにうなだれて泣きだした。
そして
「ごめんね できちゃったかも 赤ちゃん」
「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想
いつもの会話のない食事だった。
しかし、その日は雪映が切り出した。
クレジットカードの明細を見せて
「誰と 何の 出張だったのか 説明をお願いします」
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夫婦なのに敬語を使うなんてマジこわい^^;
修羅場だよ～～～^^;
雪映は全部分かった上で訊いてるんだよね
これってどういう意図があるのか？
夫という名の同居人を追い詰めたいのか
なじりたいのか
しかし、ひとつ言えることは、
本当に夫に関心が無かったら「お金を補填して下さい」という発言になるはずだ。
説明をもおめるということは雪映は正孝に「きちんと詫びてほしい。そのうえで話し合いたい」という言葉にできない叫びだよ
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（雪映が内に溜めるタイプでよかった）
洗い物をする雪映の背中を眺めながら正隆はそう思った。
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この正隆って男はクズだな
この状況でそう思う気持ちもよくわかるし、
もし、マカオンが正隆の立場なら同じことを思うだろう
いや、ほとんどの男はそう思うだろう
しかし、客観的にみればクズだわ
反面教師になって気づかされるなぁ
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あれ以来、正隆は萌のためにしょっちゅう時間をつくるようになった。
萌によると、えっちは正隆としかしていないという。
つまり彼とはプラトニック。
しかし、萌は「迷惑かけないから…堕ろすから… …堕ろすから…」
箱根で泣きながらそう言った萌を見放すことは正隆にはできなかったのだ。
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そりゃそうだわ
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堕胎費用は正隆が出すことになった。
しかし、正隆の心中は（20万かぁ…痛いなぁ…）
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この男ほんとくそ！最低だわ
最低すぎる
萌のことは見放せないけど金も大事って
自分の責任だろってはっきり言ってやりたい
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萌は親に同意書をもらい、放任主義なのに慰謝料を取れって言われたことを正隆にすべて話した。
しかし、正隆のあたまの中は、
お金のこと、仕事の納期のこと、いま何時なんだろ？…
現実から逃避することばかりだ。
雪映はクレジットカードの件依頼、食事を作らなくなった。
台所は荒れ放題になっている。
正隆は萌に金を払ってすべてを清算するつもりだ。
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ついに雪映の堪忍袋の緒が切れたね。
そりゃ当然^^
説明を求めたのに正隆は理由すら話さないからだよ
雪映は誠実さが欲しかった。
嘘でもいいから説明してほしかったんだろう
そんな雪映の想いを不倫してあからさまに家の金を使って理由も話さない
不倫してることを雪映が知っていることがわかっているのにだ
正隆は雪映の気持ちが分からないくそ男だ
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萌は手術台の上で思った
（ねぇ…正隆さん…もし…もしね…私が産むって言ってたら…正隆さんはどうしてた？）
そして、手術が終わった…
「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想 雪映
夜おそくに帰宅した正隆。
真っ暗でいろんなもので乱雑になった台所に人影が見える。
雪映だ
驚く正隆に
「ふざけんな…」
（え？ 今…ふざけんな…って？）
また、お金を引き出したことで正隆を責める
灯りをつける正隆。
幸衛の目ははれている。
涙ではれている。
「幸せに… するって… 言ったのに…」
それは、正隆のプロポーズの言葉だった。
「…もう、無理なのかな…」
「…ごめん… ごめんなさい…」
顔を涙と鼻水でぐしょぐしょにして謝る正隆。
正隆は雪映の手を取った。
そして、ふたりしてなきながらキスした。
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雪映も正隆もきちんと話しあって、そして仲直りしたかったんだよね。
でも、流産して仲たがいするほどふたりの悲しみはおおきかったんだ
それがいつしか会話をなくし、身勝手な行動を誘発し、それがお互い気に入らなくなる。
まさに負のスパイラル。
でも、ふたりともしたいのはお互いを責めることではなく
歩み寄りたかったんだ。
ただ、どちらもその一歩が出せなかったんだね。
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「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想 関係修復
正隆は土下座して雪絵に謝った。
雪映も自分たちを振り返って反省した。
「辛かった …もう、ウソはつかないで」
正隆は萌にメールで別れを告げた。
正隆はわざとらしく、あからさまに、しかし一生懸命に、ほんとに一生懸命に雪映につくした。
3ヶ月が経った。
正隆は萌らしき女性とすれちがった。しかし、それは萌だった。
箸って家に帰る正隆。
迎える雪映。ふたりの関係はかなり修復されている。
「どうしよう…できた…みたい…」
痛ましい記憶がよみがえるふたり。
「あ…ありがとう ありがとう ありがとう.…」
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良かった^^
ほんとによかった( ；∀；)
しかもふたりはえっちするほどに関係がもどっていたんだ
そして子どもに恵まれるなんて大逆転の人生だ
いままで苦しんだ分、幸せになってほしい
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「ただ離婚してないだけ」1巻 のネタバレと感想 萌
このころから、無言電話が頻繁にかかってくるようになった。
そればかりか車もキズだらけにされた。
正隆は雪映に萌に堕胎させたことを正直にはなした。
その時、電話が
無言電話の相手は萌と付き合っている者だという。
同時に玄関のチャイム
そこには萌の姿があった。
萌は髪はぼさぼさでやつれ、目はうつろに定まっていない。
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これ危険！
萌は本気だった？というか、萌も正隆との関係は寂しさを生めるものだったんだろう。
しかし、それがいつしか本当に恋してしまったんだ。
だから、堕胎もした。
そしていつまでも正隆を繋ぎとめていられると思ったんだね
それが別れを告げられ、あげくには妻との関係修復
自分は正隆の子を堕ろしたのに…ってなるよね
自業自得と言えばそれまでだけど、萌もお互い様って言うことに気づいてほしいよな
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萌は玄関先で不倫の事実をばらす
「夏川萌でーーーす！ 正隆さんと不倫交際していた夏川萌でーーーす。奥さんいますかーーー？ 私…旦那さんと寝ていましたーーー」
ピンポーン、ピンポーン、ピンポーン
玄関のチャイムが何度も何度も鳴る。
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ホラーだ^^;
こわい
女の執念ってこんなにすごいのか？
ここまでするなんて萌は何か企んでるのかも
マカオンなら警察に電話する
正隆の仕事なら田舎でもできるから、引っ越す
とにかく危険レベルREDだ！
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ついに玄関を開けてしまった正隆。
隙をついて中にはいり込む萌
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やばい！やばい！やばすぎる
雪映は妊娠してるのになにかあったらどーする（><
いや、正隆ですら危険だ！
萌は差し違える覚悟かも
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雪映を見て妊娠を悟った萌は
「なんで…私だけ…」
「ゴメン…本当…とりあえず、どっか場所を変えて…」
「うっせんだよ!! 嘘ばっかつきやがってよーーー!! セックスレスなのになんで妊娠してんだよーーー!! 愛してないって言ってただろうがーーーっ!! 私とやって、やって、やって、やりまくってーーーっ その女にも同じ気持ち味わせてやるから!!」
そう言った萌の手には包丁が光っている。
それを振りかざし、雪映に襲いかかる。
正隆は萌を制止しようとするが、けがを負う。
雪絵に迫る萌。
雪映と正隆は自分たちを守るため萌の首に絡んだ電気コードを思い切り締め上げる。
口を開くが、声にならない声で、そして次第に口から泡を吹く萌。
あしをバタつかせ、走馬灯のように記憶がよみがえる萌。
「はぁ、はぁ、はぁ」
うごかなくなった萌がいた。
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うわ～～～
凄惨！
事件んだよ～～～
しかも殺人事件
正当防衛とか過剰防衛になるのかな？
でも、殺すことはなかったろうし、そもそも玄関のドア開けるか？
雪映もコードの片方を持っているから共犯になっちゃう。
この漫画、「ただ離婚しないだけ」って言うから
夫婦関係の話かと思ったら、実はこういう事件に発展するなんて
すごい力量の漫画だ。
そして、
ちょっとまって、萌が来る前にかかって来てた彼氏からの電話。
もしかしたらすべて聴かれていたかもしれない
次巻が気になる^^
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