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十歳の時母が首を吊った。
十歳の俺は母の生きる理由にはなれなかった。
十歳の時から俺はそう思って生きている。
『エンド』と呼ばれる連続バラバラ殺人鬼。
その異様な殺人方法と自己顕示欲の強い死体遺棄はまさに異常。
↓ こちらもぜひ読んでみてください^^
「ROUTE END」1巻 は、こんな漫画です
ROUTE END（以下ルートエンド）は少年ジャンプ+で隔週土曜日に更新されている漫画です。
少年ジャンプ+とは一部無料で公開されているWEB漫画です。
もちろん、このルートエンドも一部無料で公開されてます。
ルートエンドは中川海二先生が描くサイコ・サスペンス漫画で、
この漫画にマカオンはめっちゃはまってます^^
きっとあなたもはまると思って今回紹介させていただきます。
というのも、この作品は猟奇殺人をベースに
人間ドラマを見事に描いている作品だからです^^
特殊清掃業アウンにいる4人の男女は皆が心に傷を持っていた。
その傷のために、自分自身を見失わないようにするには、
常に死のそばにいるという方法でしか自分を保つことができない連中ばかりだ。
マカオンのような常人から見れば、そっちの方がおかしくなりそうだけど、
死生観を極めてくるとその方が生きてるって感じするのかもしれない。
そうでなければ死に対して重い責任を感じている人たちだ。
ちょっと話がそれたが、この街で、ある殺人事件が起こった。
それは、見るも無残な事件だ。
画でも見ても怖い。マジこわい。マカオンはビビりだからさらに怖い。^^;
ただの殺人事件じゃな連続猟奇殺人。それも超一級の。
殺人事件に一級も二級もあるのか？ とお叱りを受けそうだが^^;
とにかく半端ない殺人事件。2000%心に闇がある殺し方。
そしてそれはアウンの4人に関りを持ち始める。
暴かれる4人の過去の心の傷…その闇とは… そして犯人は…
登場人物
春野 太慈（はるの たじ）
本作品の主人公。
母を自殺で亡くす。
その際に、自分が母の生きる糧（かて）に成り得なかったことで、
心に大きな傷を負う。
橘 浩二（たちばな こうじ）
アウンの社長。
人望があり面倒みもいい。
太慈や臣、優香を雇い入れる。
大きな秘密を持つ。
五十嵐 秋奈（いがらし あきな）
高祖根（たかそね）署の刑事。
弟が自殺したばかりで動揺が見られる。
刑事としては敏腕で連続猟奇殺人事件を担当する。
加藤 臣（かとう おみ）
アウンの社員
心に闇がある。
柳女 優香（やなぎめ ゆうか）
アウンの社員
加藤と同棲している。
「ROUTE END」1巻 ネタバレと感想
特殊清掃業ってな～に？
冒頭から特殊清掃業と何度も言ってますが、特殊清掃業ってなんだ？ って方も多いと思います。
マカオンはCS放送の某番組で特殊清掃業というのをしっておりました^^
特殊清掃業というのは孤独死や自殺などで数日間遺体が放置された部屋などを清掃する仕事です。
某番組の話では相当にきつい現場らしいです。
糞尿の臭いだけでなく、死臭も身体に沁みつくような ”仕事” らしいです。
END事件
太慈はその仕事帰りにラジオのニュースでバラバラ事件が近くであったことを聞きます。
たまたまパトカーを見かけたその家はまさにその殺人現場でした。
その現場に現れたのが、五十嵐秋奈刑事です。
しかも…しかも、ですよその死体はただのバラバラ死体ではなかったんです。
「”エンド”ですか」
「ああ、”エンド”だ。いつものようにバラした遺体で…『END』って書いてあるからな」
これ、文字だけだと、ん？ なに言ってるの？ ってことになりますよね^^;
バラバラ死体と言っても、どのようにバラバラにするかなんですが、身体を間接毎にバラバラにすることでパーツを増やし、
そのパーツで『END』という文字を描くんです。
ここまでなら試し読みもできるんでほんと読んでみてください。その方が圧倒的にわかりやすいです。
こんな殺害方法にどんな意味があるんでしょう？
まさに猟奇殺人ですよね。
その現場（家）の特殊清掃を請け負ったのがアウンでした。
太慈、臣、優香の3人は社長の橘の指示で現場にむかいます。
そして、太慈は清掃を開始します。
血が染みついた床を部分的に電動ノコギリで切り取り、床をはがすと…
床から現れたもの…それは…
「うわ”!!!」
そこから現れたのは白骨死体でした。
腰を抜かす太慈。
そりゃそうです。特殊清掃人とはいえ清掃が仕事であり、
死体は政争の時にはありません。
遺体は先に警察が処理しています。
特殊清掃は遺体の処置をするわけではありませんから直接、遺体や死体をみることは少ないのです。
警察がやってきました。
高祖根署の五十嵐刑事です。
橘の失踪
清掃現場で白骨死体が発見されたため、太慈は社長の橘に連絡を取ろうするが、
しかし、まったく連絡がとれない。
そして、警察の捜査で新たな事実が判明した。
それは、この家では以前も特殊清掃を行われ、その時に床もはがされていた。
その、清掃を行ったのがアウンの社長 橘浩二だった。
お～～～！ 一気に新展開になりました！
特殊清掃現場から白骨死体…しかもその清掃者が橘浩二。
そしてその橘の失踪…。
しかし、みなさん忘れてはいけない。
連続バラバラ殺人事件 ENDのことを…
こころの闇
太慈は、橘の失踪について五十嵐刑事から話を聞かれる。
「春野さんはどうして特殊清掃の仕事を選ばれたんですか？」
「普通なら選ばない仕事？（ということですよね）」
「ええ」
「それって警察も同じでしょう」
太慈は自分の幼少期に母が自殺し、その時の体験を話した。
秋奈も弟について話した。
さらに、理由は言わないが涙を流しながらセックスする臣と優香も闇を抱えていることも太慈は秋奈に話した。
アウンの従業員は皆、こころに闇を抱え、END事件はアウンの彼らだけでなく、秋奈まで引き寄せた。
事件が、遺体が、ENDが闇を持つみんなを引き寄せはじめた。
そして…発見された…
失踪していた橘浩二が発見された。
それも『END』の犠牲者としてであった。
これまでの被害者と同じように、身体をバラバラにされ、そのパーツで『END』の文字を形成されていた。
最後に
ほんとにおもしろい漫画です。
超お勧めします。
とにかく試し読みだけでも読んでみてください。
もちろん無料ですし、ブラウザだけで読めます。
読みはじめると一気に中川海二先生の世界に取込まれます^^
無料試し読みOK！
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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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