中学受験って子供を塾へ行かせて、「勉強しなさい」と言って、あくまでも子供が頑張った結果でしかないと思っていた。
確かに親が受験環境を作るとは聞いていたけど、それって塾に行かしたりすることだと勘違いしてたわ
だから、「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」5巻 はおもしろい^^
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目次
「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」5巻 のネタバレと感想と
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「二月の勝者 ―絶対合格の教室―」5巻 のネタバレと感想と^^
「ジャイアントキリングの可能性は3人」
黒木は佐倉にそう告げる。
つまり、飛躍的に成績が上がる可能性がある子供が3人いるってことだね^^
黒木はそのためにΩ(オメガ)クラス選抜試験もするんだともう。
なぜなら、自分の可能性に気づくことで飛躍的に成績は上がるし、なにより自信がつく。
12歳という子供の感覚では自分のことなんか1ミリも分かっていないから、算数や国語といった勉強の前に、そういうメンタルを作り上げるサポートをすることが最も大切なことだと黒木は考えてるんじゃないかな。
「Ω選抜テストを来週月曜日に行います」
佐倉の発表にざわつくAクラスの子供たち
翌日…
「すごいね今日。Aクラスの自習参加率100%!」
いままで自習に来なかった柴田まるみはJG(女子学院)に行くという目標を持ったため自ら自習に来ている。
(…とりあえず、課題をしっかりやってみよう…)
また、フェニックスからもっと楽に勉強するために転塾してきた上杉海斗は、黒木の言葉を信じ夏期講習の復讐をきっちりやろうと決めた。
加藤匠も真剣に取組む一人の小学生だ。
やっぱり子どもって幼いんだよ。どれだけ生意気なこと言っても子供なんだよ。
だから、きっちり目標とか自信とかを自覚させることがまず大事なんだわ。
大人は誰もがそうしてるっていうけれど、それって自己満足の延長であったり、子供の身になってなかったりすると思う。
わたしはそんなことない! そう思う親がほとんどだけれどほんとだろうか?
そう思うこと自体がすでに子供の身になっていない のではないかと思うよ。
一度、お子さんとじっくり自信とか目標とか話し合うのではなく、ただひたすら聞いてあげたらどうだろうか。
そんな中でRクラスの石田王羅(いしだ おうら)はまったくやる気のない生徒だ。
熟に来てもみんなの迷惑でしかないお荷物…
そんな石田を橘は見捨てない。
「だって、あいつ、毎日塾に来てるじゃん。 すごくね? すごいんだよ! だからうちの塾に来てる奴らは一人残らずすごい! そこから認めてあげないとな! まぁ、そもそも小学生なんてあんな感じだぜ~~」
その言葉に「目から鱗でした…ありがとうございます!」
改めて小学6年生はまだ12年しか生きていないということを実感する佐倉だった。
しかし、そんな橘と佐倉の想いとは逆に王羅を退塾させ、個別指導に切り替えた。
その行動に橘は怒り、黒木の何かしらの不正を暴き社長に報告すると宣言する。
佐倉も黒木に王羅の件を問いただすが、「普通の」小学生の実態と、石田家の事情と王羅の生い立ちを聞き、黒木の提案に納得する…
そのことで少し落ち込んだ佐倉は偶然、フェニックスの講師 灰谷と再会する。
灰谷も橘と同じように黒木の黒い噂を知っていて事実なら許せないと憤慨する。
そしてさらに、黒木は最終的には塾経営を狙っているとまで勘繰り、いかに黒木が金を欲しているかということを佐倉に話すのだった。
う~~~ん...どうなんだろ? 確かに黒木の行動は営利主義的なところはあるだろう。
ただ、よく考えてみてほしい、橘や灰谷は子供を希望の中学へ入れることが大切だといいながら、自分なりのモラルといった方法にこだわっている。
黒木のやり方は真実かどうかわからないが、真実ならば許せない という仮定の話でしかない。
では、黒木はどなのだろう。マカオンは黒木は本質をきちんと見ているだけだと思う。つまりこうだ、
熟というところは資本主義に基づく会社組織でその目的は社会貢献の結果、黒字収益を上げることにある。
中学受験というのは小学6年生の人生の通過点でしかなく、大切なことはその受験を通して本人が「こう生きていく!」 と決める人間になれるのか? だと思う。
その両者の要求を単に満たすためにベストな選択をしているだけだと考えれば、黒木のやっていることは至極まともではないだろうか?
現時点では情報が少なすぎてわからないが、橘や灰谷のいうとおり本当に悪人ならもっと悪どくやるように思えるのだが…あなたはどう感じるだろう?
夏期講習説明会…わずか1週間で10万円というイベントに様々な思いをはせる大人たち。
そこで黒木が語ったのは、「夏期講習後に生活態度が変わらず、志望校との差が15ポイント以上ならならその時点でその学校を諦めてください!」
そして、核心の一言を発するそれは…
「受験を『自分ごと』にさせるのです!」
これって、つまりは子供にしてみれば「親が言うから」とか「なんかみんな行ってるから」や「とりあえず塾行けば成績上がるでしょ」みたいな感覚を払しょくし、「自分が自分のために受験するんだ!」という自覚を持たせることが何より肝要ということなんだね。
確かに勉強に身が入ってる子とそうでない子はそこが決定的に違うと思う。
黒木はまた受験順序も大切だという。
志望校をチャレンジ校、本命校、適正校、安全校などに分けどこをいつ受験させるのか?
また、まず安全校を受け、合格を作ってから本命校を受験するのか?
その際、12歳という極度に緊張する子供たちが安全校を落とす可能性もある。
そうなるとまったく余裕がなくなり緊張で実力が発揮できない。
そのためにはチャレンジ校で雰囲気をつかみ余裕を作るのか?
などの受験順戦略が必要になるという。
それは誰が戦略立てるのか?
子どもか? いや、違う
熟か? そうでもない
そう、親の重大責任であり、家族全員で受験に立ち向かうのだ。
つまり受験とは、家族が子供の一生をかける2度とない…そう、一生に一度の大イベントなのだ。
そのことに気づき、正しい方法で協力し合えた家族だけが勝てるイベントなのだ。
黒木は暗にそれを伝えた。
ひえ~~~っ!!! なんてこった~~~(><)
まったく知らなかったわ~~~^^;
中学受験って子供を塾へ行かせて、「勉強しなさい」と言って、あくまでも子供が頑張った結果でしかないと思っていた。
確かに親が受験環境を作るとは聞いていたけど、それって塾に行かしたりすることだと勘違いしてたわ~~~。
ほとんど中学受験したことない親ばかりだからこういうことに気づきさえしないよね^^;
いや、この本ってまさに中学受験マニュアルじゃないのかな~。
そりゃー、NHKや民放で評判になるわ!
そしてついにΩ選抜試験は始まった。
結果は夏期合宿で発表される。
ジャイアントキリングの3人…
夏期合宿が始まりΩ選抜の結果がでる…
佐倉は柴田まるみと上杉海斗がそのうちの2人だと知る。
黒木はこの2人はもともとポテンシャルが高かった…それを阻むものを取り除いたから当然の結果だという…
もう一人は…
夏期合宿それは「自分が井の中の蛙だった」ことを知るものと、「ほかのみんながどれほど頑張っているか」を知る場だと桜花ゼミナール社長の白柳は言う
確かに島津は吉祥寺校ではトップだが、この各校集合した場では島津の上をいく強者がいる。
それがお茶の水校の織田未来…いつ勉強してるか分からないが圧倒的な実力に島津はライバル心を燃やす。
また、柴田まるみは初めてのΩクラスの授業でそのスピードに完全に圧倒されている。
そして上杉は…
人生をかけた中学受験は一体どうなるのか?
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