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「よかった。今日も…無事に殺せた…」
「これで…これでまた進んでいける。明日へ…」
虐殺ハッピーエンドは、サスペンス・バイオレンス漫画です。
目次
「虐殺ハッピーエンド」1巻 のあらすじ
妹想いの兄 真琴が、あまりにも悲惨な現実を嘆いて言った言葉、
「明日なんかこなければいい…!」
神様はそのお願いを見事に叶えてくれたんです。
よかった^^ よかった^^ って、これが、ちが~~~~う!
ほんとに明日が来なくなっっちゃった。(><
つまり時間が巻き戻って今日を何度も繰り返すってこと。
でも、兄と妹だけは時間が進行し、
結果、妹 詩織の死期がどんどん迫ってくる…
なんてこったーーー! そんな理不尽ってあるかい~~~^^;
をいをい、神様! そこまで追い込むんかよ~って
ほんと人生辛すぎる。かわいそすぎるんだよ(T_T)
神様はいないけど、悪魔はいるみたいだ…
しかし、時間を進める方法が分かる^^
やったー! これで妹も快方に向かうかも^^
その方法とは…「兄が人を殺すこと」だった…。
時間ループと殺人と
このストーリーの核となるのは、時間ループです。
神社で「明日なんかこなければいい…!」と叫んだ日から、明日が来なくなります。
はじめはなにがなんだかわからなかった真琴だけど、
その日の0:00に時間と環境がリセットされるということが分かります。
ですから、その日にまずいことがあっても、人を殺さずやり過ごせば、
もう一度、時間は00:00:000にリセットされ、もう一度やり直すことができる
つまり、都合の悪い事は回避できるということになります。
これって、めっちゃ都合良いよね^^
マカオンなら、競馬でウハウハになろうと真っ先に考えてしまう^^;
ほんでもってなに買おうかってそのことで頭がいっぱいになっちゃう。あ~ミスターぼんのう^^;
ということで、例えば日付を進めるために、自分に都合の悪い証拠を隠滅(いんめつ)したりできるわけだ。
なぜ、殺人したら日付けが進むかって?
そういう設定ってことで割り切って楽しんでください。
ネタバレと感想
「よかった。今日も…無事に殺せた…。これで…これでまた進んでいける。明日へ…」
一生懸命に生きる兄と妹
真琴は高校生でありながら、新聞配達をしているまじめな好青年です。
彼が働く理由は、重病の妹・詩織がいるからだ。
母親はおらず、父親は妹の入院費を平気で酒代に変えるクズだ。
働いても働いても一向に向上しない生活と妹の看病に真琴は疲れ切っていた。
それなのに、今日も父親は娘の入院費を使い込んでどんちゃん騒ぎをしている。
「神様…僕、頑張ってますよ? 頑張って生きてます!!」
「なのに、なのにささやかな喜びすら僕たちにはくれないんですか?」
嘆き悲しむ真琴。なにかが切れた…。
「僕と詩織に明日なんか来なければいい…!!」
大声で叫ぶ真琴を、大きな月だけが見下ろしていた。
その晩、詩織のドナーが見つかったと連絡が入った。
「神様が願いを叶えてくれたんだ」
詩織の手術は1か月後だった。
あざ笑う神
やったね^^ 神様っているんだね^^
よーし!新聞配達頑張ろう ^^/
今日は7月11日…あれ、新聞の日付、7月10日って…
「ドナーなんて見つかっていないよ」
真琴は自分のあらゆる状況から時間が巻き戻っていることを確信した。
でも、競馬にはいかない^^;
詩織を見舞いに行くと面会謝絶になっている。
「まるで一瞬のうちに2,3日の症状が進行したみたいな…」
(まさか詩織もぼくと一緒にループを…)
返せよ
神様に不磨のぶちまける。
そりゃそうだ。このままだと、ただただ詩織は死を迎えるだけだ。
そこへ、同僚の脇田がやってきて、金をたかられる。
父親ばかりでなく脇田にも詩織の入院費を奪われる…
「返せよ」
真琴は大きな石を脇田の頭に振り降ろした。
時間が…
脇田を殺した真琴。
はじめは動揺していたが、すぐ、あることに気づく。
それは…「どうせ、12時を回ればすべて巻き戻されるんだ」
そう、0時を過ぎればリセット。
何事もなかったかのようにすべてが元に戻る。
脇田の死すらも…
そう思っていた真琴に翌朝、
「新聞配達の人が殺されたんだって…」
(時間が進んだ)
(僕が人を殺したから、明日への扉が開いたって言うのか…⁉)
「やっと、詩織ちゃんにドナーが見つかったのよ」
詩織の手術は1か月後…
それまで毎日、人を殺し続けることを誓う…
片桐さん
同級生の片桐は成績優秀で真面目な女生徒だ。
しかし、両氏の離婚堕ストレスから万引きしてしまう。
そのことをネタに同級性の沢ノ井、森下、梶原の3人に試験の問題用紙を盗まされたうえに、レイプされてしまう。
真琴は「殺してもいい人間だけ殺す」と決めていた。
そして身近なターゲットの殺人に手を染めてしまう。
その中の森下の母は詩織の担当看護師だった。
息子を失い「必ず犯人を殺す」と真琴に言う。
その言葉を聞いて真琴は自分のしていることが
負の連鎖しか生まないことを知るが、詩織を助けると改めて誓う。
見られた!
森下を殺した直後、自転車で逃げるところを年上の幼馴染 弥生に見られる。
弥生はそのことを警察に証言する。
12時前だったため、時間は巻き戻せない。
そして九十九警部と水野刑事がやって来た。
感想
真琴の不幸や妹を想う気持ちは本当によくわかるが、
しかし、それは自分勝手なエゴでしかない。
妹を助けるために他人を殺し続けるなんて非道極まりないだろう。
妹のために殺人を犯すと言うが、ほんとうに妹のためだろうか?
自分の不幸やストレスを殺人で発散している様にも見える。
しかし、そのエゴまる出し、身勝手まる出しがじつに人間くさい
だから、虐殺ハッピーエンドはおもしろい
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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
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