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「がんぼ ナニワ悪道編」全巻 の感想 拉致、監禁、暴力に殺しまで… 目まぐるしく動く展開に読むことをやめれなくなる

2020年11月4日

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生存競争に特化したような戦いがそこにはある。
己の利権のために裏切り、罠は当たり前。
拉致、監禁、暴力に殺しまで… 目まぐるしく動く展開に読むことをやめれなくなる。
それが、このナニワ極道編だ!

だから、「がんぼ ナニワ悪道編」全巻 はおもしろい^^


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登場人物

神崎守

本編主人公。情に厚く、事件屋稼業を仕事と割り切れない部分も持ち合わせている。
借金に苦しめられ続けるがビッグになるという夢を追い続ける若者。
親に捨てられた経験から、温情をっけてしまう人情事件屋。

金子千秋

秦探偵事務所の所員で神崎の同僚。
ずる賢く、経験、人脈が豊富。
秦と対立し命を狙われることになる。

「がんぼ ナニワ悪道編」全巻 感想

秦の後釜として新進気鋭のフィクサーとして大阪に乗り込んだ神崎。
しかし、大阪は事件屋と極道が癒着する街だった。
極道の代紋を背負った事件屋が、新進気鋭の神崎をつぶしにかっかる。
大阪という不案内な土地で、しかも金のためには平気で殺しまでする極道という人種。
そこで、神崎はどこの組とつるんで、ビッグになるのか?
利権が大きく動く大都市大阪では二宮も暗躍する。
敵はいったいだれなのか?
二転三転する展開に目が離せない!

このナニワ極道編で面白いのは、これまで、事件屋といった裏稼業だけだったのが、
政界を巻き込み、そこに暗躍する極道たちに焦点を当てたところだ。
つまり、極道というメンツと裏切り、暴力が同居する世界に踏み込んだ
神崎の手腕が見ものなのだ。
さっきまで対立していた極道と手を組み、これまでの見方をぶっ潰すなど、
生存競争に特化したような戦いがそこにはある。
己の利権のために裏切り、罠は当たり前。
拉致、監禁、暴力に殺しまで… 目まぐるしく動く展開に読むことをやめれなくなる。
それが、このナニワ極道編だ!
完結しているので、休みの日に一気に読み上げよう!


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