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野に落ちたギーランの部下たちはギーランの無実を信じ、自分の命を差し出した…
「我らを食ろうてください 逃げて 逃げ伸びてください」
元領民たちの犠牲でギーランたちは生き延びたのだ。
いや、生かされたのだ。
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約束のネバーランド 149話 「証明する義務」 ネタバレ
驚異的な強さ
ギーランを裏切りのし上がったドッザは下賤の身ではあったが、その強さは陛下の次と目されていた。
そのギーランを一瞬で切り刻んだのはとうのギーランではなく、その部下の一人にすぎなかった。
そうすると、ギーランの周りにいる鬼たちはさらに精鋭ということになる。
野に下ったギーランたちの強さに一同は驚く。
勢いづくギーランたちは女王レグラヴァリマに襲いかかる。
「愚かな」
そう呟くと一瞬で3匹の鬼の頭部が吹き飛んだ…
こちらも驚異的な強さだ…
ギーランの生き様
野に落ちたギーランの部下たちはギーランの無実を信じ、自分の命を差し出した…
「我らを食ろうてください 逃げて 逃げ伸びてください」
元領民たちの犠牲でギーランたちは生き延びたのだ。
いや、生かされたのだ。
ギーランたちは自分を犠牲にして死んでくれた者たちへ、ギーランの…自分たちの正しさを証明する義務がある…そう感じているのだ。
しかし、女王レグラヴァリマとの力量差は圧倒的な開きがあった。
しかし、そんなことも計算済みだった…
「ギーラン王に栄光あれ」
そう言ってその部下は女王を巻き込み自爆した…
一方そのころ、レイとエマはノーマンを探し回っていた。
階上への通路には飛ぶしかない。
レイを土台にエマが飛ぶ…
エマたちは間に合うのか???
約束のネバーランド 149話 「証明する義務」 感想と大考察
徳
領民たちが自分たちの命を投げ出してまで、ギーランを生き伸ばせたのは、ギーランに多くの徳があり、領民との信頼関係が結ばれていたからだと思う。
その時、マカオンはある漫画を思い出したよ。
それは「三国志」だ。
超有名な漫画だから知ってる人も多いと思うけど、この漫画に登場する劉備玄徳も義に厚く嬢にもろく、徳の高い人物として描かれている。
第1巻ではまさに領民たちが玄徳についていくシーンがある。
それにギーランの臣下のように命を投げうつ覚悟ができている仲間もいる。
そして、ギーランと同じようにその命の上にいまの自分があるということを理解している。
ギーランもそのために、「あの時は罠にはめた」 と言わせることで命を差し出した領民たちに、自分の無実を証明する義務があると感じているだ。
領民もギーランも鬼にしては大変まともだ^^
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