男の首に手を回し、足を開き、男を受け入れる学校一の美女...
しかし、次の瞬間...
ビシャッ
「へ?」
なにが起こったのかわからない山本...
舞の手には鉄パイプが握られていた…
だから、「デッドチューブ」1巻 はおもしろい^^
「デッドチューブ」1巻 が無料で読めるかも^^
目次
登場人物
町谷 智浩
高校1年生。映画研究部カメラ担当
真城 舞
高校2年生。水泳部
大島 佐柳
高校3年生。映画研究部監督 兼 監督
水野サキ、宮澤吾朗、高林陽二、樋口真一、谷口悟、多友克二、山田みい子
映画研究部 部員
「デッドチューブ」1巻 感想
「えっとね ビデオカメラで私のこと撮ってもらいたいの」
学校一の美女 舞からそういわれたのはぱっとしない映画研究部の町谷だった。
その依頼は2日間ずっと撮影するというものだった。
トイレも、お風呂もすべてだ。
町谷は学校一の美女の排せつのシーンやお風呂での全裸を撮り続けた。
しかし、2日目はさらに異常だった。
恋人と名乗るC組の山本とのSEXのシーンを撮れというのだ。
しかも場所は潰れた廃工場...
全裸で絡み合う男女...
男の首に手を回し、足を開き、男を受け入れる学校一の美女...
しかし、次の瞬間..
ビシャッ
「へ?」
なにが起こったのかわからない山本...
舞の手には鉄パイプが握られていた…
飛び散ったおびただしい血の量...
「なにすんだ この女ぁ!」
最初は威勢のよかった山本も、舞に何度もボコられるうちに
「だ… だ… だずけで…ぐ...れ」
そういって絶命した…
「ねぇ 綺麗に撮れた?」
全身を血だらけにした舞が聞いた…
なんなんこれ?
ちょー衝撃的?
これってスナッフビデオ...?だよね
でも、舞は一体何のため?
いや、舞はほんとに高校生で殺人を…?
なぞが多すぎるわ~
あえて目撃者を作ったのか?
いったいどういうこと?
数日後、学校で舞は町谷に
「はい この前の報酬」
そういって500万円を渡した。
しかも犯人は別の人間が捕まるという。
そしてそれは事実だった。
どういうことだ???
報酬?
つまりはカメラマン料ってことだよね?
殺人の現場を撮影して500万円…
なぜ?
舞がこんなお金持ってるわけないし…
この金は一体...
しかも、身代わりの犯人?
なにか大きな組織が動いてるのは間違いないね…
翌日、舞はさらに奇妙なこと言った...
「この人ね― 5日後に自殺するらしいの」
それは、映画研究部の部長兼監督の大島佐柳だった。
町谷は佐柳にいじめを助けもらったことがきっかけで映画研究部に入ったのだった。
そればかりか佐柳は町谷の撮影技術にとても感心したとほめてくれた。
そう、町谷にとって佐柳は特別な存在だった。
その佐柳が自殺する…町谷にとってそれは何としても阻止したいことだった。
そこで町谷はドキュメンタリーと称して佐柳の密着取材をしたいと申し出た。
疑念を感じながらもそれに応じてくれる佐柳。
自殺まであと3日。
映画研究部は海へ合宿に…
その合宿には舞も一緒に行くことに…それはキャストとして佐柳が呼んだのだった。
取材中、町谷はなぜ自分が密着取材をするかを正直に佐柳に話した。
しかし、その合宿で殺人事件が起こる…
殺されたのは映画研究部の樋口だった。
それは佐柳の彼氏で生きる希望でもあった。
撮影を中止しようとする町谷と佐柳だったが
それを制止したのは舞だった。
舞の言葉に頬を張り「私は自殺などしない。なにがあってもだ」
気丈にそう言い放ちその場を後にする。
この樋口の殺人って間違いなく佐柳を追い込むための仕掛けだよね~。
ということは犯人は相当に計画的に準備してるってことだ。
そればかりか、佐柳を「自殺に追い込もうとしている」ってことだ。
つまり、佐柳の自殺は自分の意志ではなく意図的に仕組まれた可能性があるってことだね。
そしてそれはやはり舞が首謀者なのだろうか?
舞を犯人と断定する佐柳と町谷。
そんなさなか、谷口と多友が崖から転落して死んだ...
舞を犯人と確定した佐柳は舞を殺そうと提案する。
悩む町谷...
さらに佐柳のケータイに映画研究部のみんなが暴行を受け縛られ監禁されている画像が送られてきた。
その画像には笑顔の舞が写っている。
そればかりか水野サキがレイプされる動画も送られてきたのだった。
これって完全な挑発だよね。
これで佐柳は舞との対決を決意するんだけど、これってまず警察じゃない?っておもっちゃう。
それを言うとストーリーだ進まないんだけど、警察に行けないような布石も打ってほしい。
仲間の監禁では脅しにならないからね。
恋人の樋口を人質にとって「警察に行くと殺すよ」とかすれば佐柳の動きを封じることもできたのにって思っちゃう。
佐柳の作戦はこうだ。
佐柳が自殺するふりをして、舞を屋上におびき出し、町谷が撲殺する というものだった。
しかし、町谷は同時に何かしっくりこない違和感があった。
その町谷に舞から電話があった。ただ一言...
「私だけを信じて あなたを一番理解してるのは私なんだから」
戸惑う町谷...
そしてついに作戦決行...
屋上にやってきた舞...
いともあっさり町谷が隠れていることを見破りそしてこういった。
「さぁ監督さん 私はここから撮影してますから… 跳んで」
その時だった、拉致を逃れてきた水野サキが階段を駆け上がり屋上へ…
「町谷先輩 彼女を 真城 舞を殺ってください!!」
揉み合う舞とサキ。
はずみでサキが佐柳のいるフェンスに飛ばされる。
フェンスにぶつかるサキ。
その反動でフェンスをつかんでいた佐柳の手がフェンスから離れる…
ドサッ
コンクリートに肉塊がぶつかる鈍い音がした。
「ギリギリセーフ💓 よかったギリギリ監督さんが落ちるとこ撮れたよ これで今回も私たちの勝ちだね 町谷君!」
うれしがる舞にサキが「町谷先輩!! 敵を!! 監督の敵をとってください!!」
その言葉...いや、佐柳の死のショックの大きさで町谷は持っていた鉄パイプを舞の脳天に振り下ろした。
「全部お前のせいだ お前なんかに関わったせいで僕の日常は壊れちゃったんだ!! 消えろ 消えてしまえ!!!!」
うつ伏せで血まみれになり沈黙する舞...
「カット!!」
「高林先輩 どうでした私の演義?」
「完璧だったぞ さすが看板女優」
「町谷 お前もいい演技だったぞ」
「何言ってんすか トモはガチだから演技じゃないっすよ」
「今回の動画なんてタイトルにする?」
「そうっすね 『残念高校生 恋人を勘違いで撲殺する動画』...とか?」
「な... な... 何... 言ってる...の!??」「もちろんデッドチューブの話ですよ 実は私たちも真城先輩と同じデッドチューブの参加者なんです」
デッドチューブ???
そうか…これまでの話をつなげると...
推測だが…
デッドチューブという殺人動画を製作する裏サイトがあり、
その参加者は対決形式で目的の動画を撮る
勝てば莫大な賞金と免罪が与えられるってことだろう。
もしこれが本当なら凄まじい動画サイトだ…
勝つためには何でもするだろう。
これがエスカレートすると...
この後、一体どうなっていくんだ?
そして敗者はどうなる?
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