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目次
約束のネバーランド考察:誰に対しての約束なのか を考察
A08-63は秘密の猟場でした。
秘密と言うのは、密猟者と呼ばれる鬼が人間を狩っているからです。
もともと、約束は
約束とは
「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない」
「お互い世界を棲み分けよう」
この2つです。
約束のネバーランド考察:約束の意味 を考察
この1000年前の約束を紐解いてみると、
「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない」
これは、まず休戦協定でしょう。
これによって殺し合うことは無くなりました。
そして
「お互い世界を棲み分けよう」
によって、世界を隔絶するということなのでしょう。
結果として、異なる種族での殺し合いはなくなります。
まず、お互いを狩るのはやめよう。
これは1000年前、その時の人間と鬼に適用された約束と取るのが自然だと思います。
約束のネバーランド考察:約束の適用範囲 を考察
ソンジュはこう言っています。
「食用児の祖先は、その時鬼の世界側に置いて行かれた土産ってわけだ」
これが食用児の起源となります。
疑問
では、食用児に「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない」と言う約束は適用されるのでしょうか?
この経緯からすれば適用されないでしょう。
殺し合いをやめることに精一杯の人間が、食用児を置いていくというのもやむなしと言う考えに至ったと思います。
つまり見捨てたのです。
そんな余裕がない人間が、自分たちが置き土産にした食用児に対して
「食用児も狩らないと言う約束を適用しなさい」ということを言うとは思えません。
それになにより、食用児は人間がおいていった人ではなく、鬼の餌なのですから。
餌に人間と同じ約束を適用するでしょうか?
つまり「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない」と言う約束は、
その時生きていた人間に適用され、置き去りにされるような食用児には適用されないと考えるのが自然です。
では、猟場はなぜ秘密なのか?という疑問が起こります。
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