[st_toc]
目次
約束 を考察
本作品のキーワードでもある「約束」
とても意味のある言葉のように感じます。
人間と鬼の約束 を考察
ソンジュによれば鬼と人間は約1,000年前に約束を交わしました。
約束とは
「人間は鬼を狩らない。だから鬼も人間を狩らない」
「お互い世界を棲み分けよう」
この2つです。
と言っています。この約束は1,000年以上守られてきたわけです。
約束を壊す を考察
ソンジュはまた、こうも言っています。
「あの約束は人間じゃなきゃ壊せない」
これはどういうことでしょうか?
もし、人間界へ通じる道があるとすれば、鬼がその道をたどって人間界に乱入した場合、
「お互い世界を棲み分けよう」という約束は破られるはずです。
しかし、ソンジュは「人間でなきゃ壊せない」と言っています。
しかも、それは人間にしかできないと。
なぜでしょう?
仮に鬼から約束を破ることを考察してみましょう。
世界はすでに分けられていますから、鬼は人間を狩ることはできません。
鬼が人間を狩ろうとすれば必然的に人間界に行かなくてはなりません。素直に考えれば
鬼は人間界へ行けないということになります。
鬼の文化、社会と信仰 を考察
約束についてソンジュはこうも言っています。
信仰を歪め、
社会を歪め、
種族の姿を歪めた
と言ってます。
世界が分断されたことで、信仰と社会が歪められることはあるでしょう。
それは敵同士とは言え人間と完全に分離されるということは、
鬼にしても文化が変わるからです。
例えば今の今の人間界ですべての魚がいなくなったら? と考えてみてください。
その影響は半端ないでしょう。
鬼にしても重要な食料が一気に減ったのですから、信仰、社会が変わることはあるとおもいます。
ここでソンジュは信仰を先に挙げ、次に社会と言っています。
これは鬼にとっては信仰が第一であることを示しています。
つまり鬼の世界は信仰社会なのです。
世界が分かれ、信仰が歪み、社会が歪んだ。
ということが想定されます。
鬼の姿を歪める を考察
しかし、種族=鬼 の 「姿」 を歪めるとはどういうことでしょう?
約束を守ることが何かしらの物理的な副作用を起こすということがあるのでしょうか…。
食用児は残された訳ですから、共食いをするということは考えにくいです。
そうすると、これらは同時ではなく連鎖的に発生したと考えるほうが自然です。
しかし、姿を歪めるに至るまでには相当のことでしょう。
ここで言ってる、姿を歪めると言うのは一時的な外見的なことではないため遺伝的なことになるでしょう。
それが1,000年の積み重ねで姿を歪めたのでしょうが、原因については現時点で不明です。
考察すると、
世界を分かつことで食糧事情が変わりました。
それまで野にいる人間を食らっていた鬼にしてみればある日突然、餌がいなくなるわけです。
食用児は残していったとしてもとても供給が追いつきません。
ですから、鬼は食糧難に陥り、信仰を破り、鬼社会が崩壊し、食料が欠乏することで、食生活が大きく変わり、それは身体的外見的な変化に及んだのではないでしょうか。
約束は忌々しい を考察
また、ソンジュは「あの忌々しい」と言っています。
ということは破りたくても破れない何かがそこにあるということです。
エマはムジカからペンダントを渡されます。
未来を手に入れるのに必要なアイテムだと思います。
そしてムジカは思います。
「勝ち取って」と言うのはおそらくエマたちの「目指す未来」のことでしょう。
それとも何かに勝利するということでしょうか…。
しかし「約束はひとつではない」とはどういうことでしょう。
何かしらの密約があるのでしょうか。
それとも条件次第では人間界に戻れるのかもしれません。
いえ、むしろこれが人間にしか壊せない約束なのではないでしょうか?
無料試し読みOK!
「約束のネバーランド」を読むなら
今回紹介した
イーブックジャパン(ebookjapan) さんがおすすめです。
メールアドレス か yahoo japan ID で
すぐに無料会員になれます^^
そのほかにも お得なイベントがたくさんある サイトなんです。
イーブックジャパンのお得なイベント
今週の無料のまんが:いま話題の本が無料で読めちゃいます^^
キャンぺーン一覧:漫画の割引販売です!電子書籍だから新品です^^
イーブックジャパンの本棚はこちら^^
マンガ雑誌LP:これならもう読み捨てることもないね!
会員登録も月額会費も¥0^^
私のサイトからも多くの方が、
本を購入されています。
いつでもどこでも読めて、
雑誌もいつまでも保存できるからかさばらない^^
17年の老舗で170万ユーザーがいる安心のサイト。
会員登録も月額会費も¥0だよ!
試し読みはこちらから
会員登録はこちらから