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「食用児全員で人間の世界へ行きたい それを最後に二世界間の行き来を完全に不可能にして」
これってある意味、鬼の世界の崩壊を意味することになる。
なぜなら、鬼の世界に人間が一人もいなくなるからだ。
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約束のネバーランド 142話 「1000年前の約束②」 ネタバレ
ユリウスの裏切
レウウィス大公が現れ、大将ラートリーの生存もともしびの中、生き残った精鋭たちはラートリー救出に向かおうとする。
「待て」
皆を制するのはユリウスだった。
「今すぐに聞いてほしい話がある」
ユリウスはそこで鬼に食用児を差し出すことを提案した。
「ただ、一度きりで奴らとの関わりを永久に絶てる方法があるのだ… この先、何千何百と兵や民を失うより良いだろう 私はもう犠牲はこりごりなのだ… こうでもしなければこの泥沼の殺し合いは終わらない 確かに苦しい選択ではあるが… これは建設的妥協 必要な代価なんだよ… 頼む みんな この案をのんでくれ」
涙ながらに切望するユリウスに対し、
「差し出された者たちの苦しみは? 子々孫々未来永劫に続くのでしょう?」
議論は続く…
「ユリウス、君に必要なのは休息だ 疲れているんだ 少しやすめ」
「残念だよ」ユリウスがそういった直後だった…
「敵襲―――‼」
「ユリウス… お前… 裏切ったのか!!」
「彼らの王とはすでに取り決めを交わした 許してくれこうするより他がないのだ 君たちは和平の妨げになる ゆえに誠に不本意だが… 君たちが最初の食用人類に… 和平の礎になってくれ」
1000年目の約束とご褒美
「世界を2つに分けてほしい? いいよ その望みは叶えてあげる 但し、ぼくにもご褒美を頂戴… まずイヴェルク 君からは その年に実った一番いいお肉を頂戴 ユリウス 君は…今から門番だ 『調停役』だよ 二つの世界を平和に保つんだ 君が王と結んだ約束だろ 君も子々孫々この運命の渦の中 逃げられない 捨てた友達からも運命からも 君も平和の礎になるんだよ」
自分の子孫たちも永遠に逃げられない運命に、ユリウスの顔は凍り付いていた…
エマの提案
そして今、1000年目のユリウスと同じようにxxxと約束を結び直そうとするエマがいた。
「いいよエマ 何が望み? 但し、ぼくにもご褒美を頂戴 もらうなら相手の大切なものがいい それでも君は望む? 何を望む?」
エマは3つの約束を思い出していた…
①xxxとの約束は上書きできない
②xxxとの約束は破ることができない
③『ご褒美』は絶対に断ってはいけない
「私が望むのは――― 食用児全員で人間の世界へ行きたい それを最後に二世界間の行き来を完全に不可能にして」
ニィと笑うとxxxは言った…
「その願い叶えてあげる」
約束のネバーランド 142話 「1000年前の約束②」 感想と大考察
なぜユリウスは食用児を差し出す約束をしたのか?
これは和平を望むためなんだけど、ここで考察するのはなぜ、鬼と人間の世界を完全に分けてほしいとか言わなかったのか?ということだ。
ユリウスにはそうするしかなかったからだ。
なぜなら、xxxのもとに行くためには鬼の力を借りなければならなかったからだ。
この時代、鬼と人間たちは常に戦っていた。
xxxのなぞ解きをする余裕もチャンスもなかったのだろう。
そこへ鬼と人間の世界を完全に分けてくれなどと言ってしまうとまず、鬼たちが認めない。
結果、xxxと会うことなど不可能なのだ。
エマの提案とご褒美を大考察
エマの提案はこうだった
「食用児全員で人間の世界へ行きたい それを最後に二世界間の行き来を完全に不可能にして」
これってある意味、鬼の世界の崩壊を意味することになる。
なぜなら、鬼の世界に人間が一人もいなくなるからだ。
そこで、エマは邪血を使おうというのだろう。
鬼も野良になるくらいなら邪血を選ぶだろう と読んだのだろう。
では、xxxのご褒美はなんだ?
思い出してほしい… xxxのユリウスへの仕打ちを。
ここにエマの策略がある。
それが3つの約束だ。
しかし、どう関係するのだろう???
もしくはまったくはずしているのかもだが…^^;
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