「心さんの免許証を見た… あれは？」
その質問に心はついに自分の秘密を打ち明けた…
「自分は…未来から来ました... 2017年から来たんです…」
そして2人はこれから起こる事故を一緒に防ごうと誓うのだった。
だから、「テセウスの船」2巻 はおもしろい^^
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目次
「テセウスの船」2巻 のネタバレと感想と
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登場人物
田村心
大量殺人犯の息子。世間から虐げられ教師になる夢を諦める。なぜか自分が生まれる前の過去に遡り父と対面する。
その父は殺人を犯すような人物とは思えないと事件に疑念を抱く…
田村由紀
心の妻。心のため佐野文吾の事件を調べていた
佐野文吾
心の実父。警察官。大量殺人犯。パラコートを飲んで死んだ千夏を直前に一緒にいた
佐野和子
心の母。辛い人生を歩いてきたが、以前は明るく元気な性格
佐野鈴
心の姉。本来なら顔にしもやけの跡が残ろはずだったが、心の救出により過去が変わる
佐野慎吾
心の兄
木村さつき
音臼小無差別殺人事件の被害者。学校職員
「テセウスの船」2巻 のネタバレと感想と^^
木村敏行を雪崩の事故から救った心。
佐野はそんな心に疑念は残るものの善良な気持ちを感じる。
その心のもとに金丸と言う間刑事がやってきた…
金丸は心を三島千夏ちゃん殺しの重要参考人と考えているようだった。
しかし、その金丸を読んだのは佐野だった。
佐野は自分が抱いていた疑念から金丸を呼んだのだが、
いま、心に対する気持ちが変わったため金丸には心の身分証も雪崩で流されてしまったし、
（心が捨てたパラコートを拾っていたにもかかわらず）それも勘違いだったと言い訳した。
佐野と心がお互いの気持ちを感じ取りながら2人の距離はどんどん縮んでいくのがよくわかる。
読んでいてますます佐野と言う人間は人殺しをするようなタイプじゃないと思う。
そうするともしかして佐野は誰かをかばって人殺しの罪に甘んじているのかもしれない。
そこまでして佐野が守ろうとする人物と言えば、それはもしかしたら今の心しかいないのではないだろうか…
佐野は心を連れ出して正直に聞いてみた
「心さんの免許証を見た… あれは？」
その質問に心はついに自分の秘密を打ち明けた…
「自分は…未来から来ました... 2017年から来たんです…」
そして2人はこれから起こる事故を一緒に防ごうと誓うのだった。
しかし心は佐野が起こしたと言われるあの殺人事件だけは伏せていた…
「1月12日木曜日… 晴れ 千夏を殺して5日になるが案外バレない。お葬式でみんなが悲しんでいる姿を見ると、なんだかにやけてきて必死で堪えた」
心はタイムトラベルしていることをついに話したんだけど佐野はそのことについて深く触れようとしなかった。
多分それは自分が見た免許証や心の行動、そしてものの言い様がとても信用できると思ったからではないだろうか。
そしてこの犯人のふざけたような言葉はほんとにムカつく。
ほんとに人を殺すのが楽しくて仕方ないような気持ちの悪い奴だ。
現実に起こっている似たような殺人犯の心理と言うのはこんなものなんだろうかと思ってしまう。
だとしたら私たちのすぐそばにこんなサイコ野郎がいると思うと本当に怖い…
木村の命を救ったことで娘のさつきが口を効いてくれ心は音臼小の臨時教師になることになった。
初日の授業で心は
(この子達の笑顔を守りたい。この子達の未来を…)
と強く思うのだった
「田中義男?」
心は元町会議員の田中義男が心筋梗塞で死亡することを佐野に告げた。
佐野は田中を見舞いに行った。
また心やさつきは医者に来てもらおうと提案した。
そしてこの悪魔のような人殺しはすでに田中義男と接触していたのだった。
そんな時に音臼小で別の事件が起こった…
それは生徒たちが大切に飼っていたうさぎの首がスコップで切断されると言う異常な事件だった。
さつきによれば昨年もビニールの中で窒息死させられたり、
紐で首を縛られて吊るされたりして殺されたと言うのだ…
完全に精神がイっているようなやつだと思う…
けれどもその犯人像が全く浮かんでこない。
最初に、もしかしたら心が多重人格で殺人を起こしているのかとも思ったが、
このウサギの事件は昨年から起こっている。
そうすると犯人は心では無いということがわかる。
それとも本当に佐野が子供たちを殺したのだろうか?
そうでなければ佐野は一体誰をかばっているのだろうか?
登場人物：本当の姿は…
田村心
大量殺人犯の息子。世間から虐げられ教師になる夢を諦める。なぜか自分が生まれる前の過去に遡り父と対面する。
その父は殺人を犯すような人物とは思えないと事件に疑念を抱く…
タイムトラベルし、そのことを佐野（父親）に告白する。
音臼小の臨時教師になる。
田村由紀
心の妻。心のため佐野文吾の事件を調べていた。
娘の未来を産んで死亡する。
佐野文吾
心の実父。警察官。大量殺人犯。パラコートを飲んで死んだ千夏を直前に一緒にいた
心のタイムトラベルを信じ、音臼村の事件を未然に防ごうとする。
しかし、自分に降りかかる事件は知らされていない。
佐野和子
心の母。辛い人生を歩いてきたが、以前は明るく元気な性格
佐野鈴
心の姉。本来なら顔にしもやけの跡が残ろはずだったが、心の救出により過去が変わる。
現代では殺人者の娘ということがバレないように家族とは一切連絡を取っていない
佐野慎吾
心の兄。
現代では殺人者の息子ということがバレないように暮らそうとする、
木村さつき
音臼小無差別殺人事件の被害者。学校職員
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