美輪子に反撃を試みる修だが、美輪子が軽くいざなうだけで両足を切断させられてしまう修…
「うぁがぁあああ 誰か… 助けっ... 助けてだれかーーー たす…けて」
だから、「屍牙姫」1巻 はおもしろい^^
「屍牙姫」1巻 が無料で読めるかも^^
目次
「屍牙姫」1巻 感想
こんにちは^^ マカオンはこの表紙画みてめっちゃ怖いぃぃぃぃ~~~って思っちゃいました^^;
いまや季節に関係なくホラー、グロ系は人気ジャンルですよね^^;
この系統はネタバレしすぎないように「これって恐そうだわ…」って思ってもらえるように紹介させていただきますね~~~。
まずタイトルが読めなかった^^; 「屍牙姫」=「しがひめ」と読むらしい^^;
いや~ 「しかばね きば ひめ?」って読んだあなた安心してください^^ マカオンもです^^;
っつか、のっけから明るすぎないか^^; という突っ込みはおいておいてください^^; キャラなんで^^;
「屍牙姫」使い魔
いじめられっ子の橘壮一はいつも自分をいじめる同級生を「ただでエッチができる」という理由をつけて、美輪子という女性のもとへ連れて来た。
美輪子は均整な顔立ちで、長い黒髪が似合う胸の大きな女性だった。スタイルもよく、腰のくびれがはっきりとわかる男ならすぐにでも抱きたくなる…そういう女性だった。
美輪子はそのいじめっ子の前でワンピースドレスを脱ぐと惜しみなく自分の肢体を見せつけた。
「私もたまってきちゃって… たまに欲しくなるのよ あなたみたいな生きのいい男の子が…」
全裸で巨乳を押し付け下着の中に手を入れる美輪子…
そのとき…男の子の胸が盛り上がったかと思うと、血しぶきが飛びかう…
「な… 嘘でしょ? 心臓…? な…俺の…しん… しん… しん…」
心臓をえぐり盗られた少年はその場に突っ伏した。
「壮一さん それじゃあ お願いできるかしら… 」
壮一は心臓を受け取り圧搾器で握りつぶした…
圧搾器の中で流動体になったゼリー状の心臓を美輪子は美味そうに飲み干した…
「ぼくを美輪子さんの『使い魔』にしてくれるって話ですが... その後 少し考えてくれましたか…?」
「ええ、もちろん 大事なことだから。 …だって壮一さんにもひとつくらいは失いたくないものあるでしょう…? もう一度よく考えてみて…」
あわわわ…この美輪子っておんなはバケモノなんだー。
それで橘壮一がその餌=つまり心臓をここまで連れてくるんだね。
心臓は美輪子というバケモノの餌なんだ。こわっ!
しかし、自分で探しにいかず、リスクを負ってまで橘壮一をつかうのはなぜだろう?
「屍牙姫」狙わた少年…
橘壮一は街で見かけたカップルに目を付けた…
その少年の名は広田修 少女の名は村瀬ちか…
修が一人になったところを壮一が近づく… そして美輪子の屋敷へ…
美輪子の半裸に驚き、そして帰ろうとする修…
その腕を強くつかむ美輪子… 修の腕にはちかとお揃いのブレスレットが…
それを見て美輪子はターゲットを変更する。
死んだのは壮一だった…
驚く修…
「…… お前っ... お前は… いったい何ーーー…!!」
「家族… 友人… 恋人… あなたは… 大切なものいくつある?」
「屍牙姫」変身
「のぁあ”あ”あ”あ”あ”あ”!!‼」
美輪子に反撃を試みる修だが、美輪子が軽くいざなうだけで両足を切断される修…
「うぁがぁあああ 誰か… 助けっ... 助けてだれかーーー たす…けて」
「え? 私が…? 私が助けていいの…? いいわよ私の屍牙(しが)を使えば簡単に治せるわ。 でも、そうすると修さんは… 今の修さんのままではいられなくなってしまうけど… って説明をしてる余裕はなさそうね…」
そういうと美輪子は修の首筋に噛みついた…
1週間… その間、修は鎖でつながれ、1日のうちほんの数時間だけそれも西日しか太陽を見ることはできなかった…
それも西日の太陽の光で修の皮膚は焼けただれていく…
その苦しみの中で父と母、妹の楓、ペット犬のシワ子… …そして、ちかのことを思い出していた…
気が付くと修は袋のようなマスクをし、マントのような服をまとっていた。
なんとか家に帰ろうとする修…
それを館の2階から見つめる美輪子がいた…
「まずは自分が何者なのかを知ること... それが使い魔になるための… レッスン1よ…」美輪子はそう言った。
公園のトイレで自分の姿を見た修…
「…なんだ これ?」
その姿は明らかに人間ではなかった…
そこへやってきたアベックに「化物ーーー‼」と叫ばれる...
そして修には(狩れっ...)(狩れっ...)(狩れっ...)(狩れっ...)(狩れっ...)という言葉が頭の中でこだまする…
あっちゃ~~~美輪子によれば修は使い魔にされちゃったわけだね~。
まだ、使い魔っていうのが何かは分からないけどいやな予感しかしないね~^^;
美輪子のために心臓を取ってくる…っていう使命を帯びた従者ってところかな?
修を噛んだシーンや太陽の光を苦手にしているところからも美輪子はドラキュラ系の化物だってことは分かってきたよね。
そして、使い魔に(狩れっ...)っていう本能を植え付けて自分のために心臓を取ってこさせるんだろう。ひでー話だわ(V_V
「屍牙姫」再会
家族に会いに行った修…
妹の楓が修のことを心配していた…
そして…ちかのもとへ…
修の姿に驚くちか…
「嫌だァ―――!! 誰かァ―――!!‼」
(待ってくれ ちか――― せめて… 一言だけ…)
逃げ惑うちか…
そのとき…
ドガンッ❕
1台の車がちかを跳ね飛ばした…
ちかは木の葉のように舞い、腕はもげた…
車を運転していた男は、修の異様さとちかをはねた動揺からその場を立ち去った…
警官にちかを襲った犯人と間違われながらも、修はちかを医者へ連れて行くことに成功した。
しかし、ちかは瀕死だった…
もって3日…それが医者の診たてだった…
これって結構重要で、修は自分の人間のころの意識があるってことだ。
それってつらいよ~~~。
人としての倫理観をもったまま、使い魔として人を狩るなんて、まさに生き地獄じゃん…
そしてちかは瀕死の状態… 腕もちぎれてるって…痛々しくて見てられ…いや、読んでいられない(><
んっ? そーいえば修も両足切断されたんだよな…それが、美輪子に噛まれることで治ったんだよね…
むーーー、もうさらに嫌な予感しかしないぞ^^;
「屍牙姫」束の間の幸せと苦しみの始まり
美輪子の屍牙(しが)を使えばちかは元気になる…腕も元通りになる…美輪子はそう言った
そして、そのためには心臓をひとつ狩ってこい という美輪子…
しかし、人を殺すことに抵抗がある修…
だが、ひとりだけ殺してもいい…いや、むしろ殺したい人間がいた…
それは…ちかを轢いたあの運転手だった…
しかし…殺せなかった… が、男は心臓発作で命を閉じた…
結果的に美輪子に死体を届け、ちかは救われた…
そして、美輪子が絞った血をのんだ修もまたもとの姿に戻った…
再会を喜び合うちかと修…
後悔していたことを反省し、かいがいしくちかに尽くす修…
しかし、幸せは続かなかった…
血の免疫が切れてまた使い魔に戻った修は、べつの使い魔との戦いで覚醒する…
そして知る…
館の外…そう、館の中では美輪子は不死身で絶対的に美輪子に逆らえないが、外の世界では修にも…使い魔でありながら美輪子を殺すことができるかもしれないことを…
この漫画は使い魔となった修の人間らしさとしての心情を描写している漫画だ。
昨日まで普通の高校生だったのに、ある日突然、主ができ、そのために人を殺さなくてはいけない使命ができる。
その時に人間としての倫理観による葛藤、欺まん、失望感などをテーマにしている。
そのなかで一筋の光のように美輪子を殺せる可能性があるという。
美輪子はドラキュラの中でもかなり上位の存在らしい。
魔力も強い…
そんな美輪子を殺せるなんて…それは真実なのか?
美輪子を殺せたとしても修が元に戻れるという保証は何もない。
いや、むしろ強力な主を失うことで他のドラキュラの餌食になるかもしれない。
いったい修はどうなるのか? 彼に未来はあるのか…?