4人目のターゲットがは宗教の教祖 白水秀源だった。
そのことを知った宗谷は、巨大な組織の教祖をターゲットにする「赤いオークション」の組織力にビビる。
警察に二見のことを言えば自分も間違いなくヤバいと感じる。だから、「殺人オークション」2巻 はおもしろい^^
目次
「殺人オークション」2巻 のネタバレと感想と
ぜひ紹介文を読んで、試し読みしてね^^
↓ 前巻はこちらから
[st_toc]
「殺人オークション」2巻 のネタバレと感想と^^
土屋に殺された少年の母親から情報を得ようとして佐伯と中村は静岡に向かった。
少年の母は佐伯たちの前でも笑いが止まらいというほど土屋の死を喜んでいた。
静岡は佐伯の故郷で久しぶりに実家に帰った佐伯は弟の青葉の様子を報告した。
一方、運営から警告を受けた二見のアカウントは凍結された。
そのことに激怒する二見。
そして4人目のターゲットが…新興宗教の教祖 白水秀源だった。
そのことを田辺のPCで知った宗谷は、巨大な組織の教祖をターゲットにする「赤いオークション」の組織力にビビる。
そのうえで警察に二見のことを言えば自分も間違いなくヤバい…と感じる。
白水秀源は身体中のあらゆる関節をあり得ない方向にねじ曲げられて死んでいた…
しかし信者をレイプするなど黒い噂の多い教団に世間の反応は冷ややかだった。
同様に殺された田辺も極悪人という噂がたった。
そのことを心苦しく思った宗谷は悩んだ結果、二見のことと「赤いオークション」サイトの情報を匿名で提供した。
二見を逮捕に向かった佐伯と中村だったが、二見が手引きしたヤクザに中村は襲撃され佐伯は拉致られてしまう。
自分を責める中村…わらをもつかむ思いで宗谷に情報を求める。
宗谷は提供元が自分であることを秘密にして二見の別荘の情報を提供する。
急いで駆け付けた中村は危機一髪のところで佐伯の救出に成功し、二見の逮捕に成功する。
逮捕した二見を岩田刑事が取り調べする…
「落としのガンさん」と異名をとるベテラン刑事だ。
しかし、ガンさんの取り調べに違和感を感じる佐伯。
それは、真剣に落とそうとしていないことだった。
磐田に詰め寄る佐伯…
その時、第5の被害者が出た。
ウエットスーツのように上半身の皮を剥がれ、生肉が見えている被害者だった。
落札者はウリ坊…
そして、「よろしくお願いしますよ岩田さん」と呟くNPO法人代表の阿部という男…
「二見さん…あなたはちょっとやんちゃが過ぎたようです」
そういうと二見を射殺する岩田刑事…
騒然とする警察署…
岩田から佐伯に電話が入る。
「あなたに伝えたいことがあります」
屋上で対峙する岩田と佐伯…
「私は犯人の協力者です。 私も犯人と同じ考えだからです。」
それは、罪を犯した男を被害者の父親に合わせたが、その父親は男を憎いまま死にたいと言って自殺した…それが岩田の悔いであった。
「私の思いがりが父親を死に追いやった。あの父親のような遺族を増やしてはならない。私は愚か者です。佐伯さん立派な刑になってください」
岩田はそういって自分の頭を撃ち抜いた。
2巻は驚愕のエンディングとなった。
まず驚くべきはこの組織力だ。警察内部にまで入り込んでいる。
そしてそれは金銭ではなく価値観によるかもしれないということだ。
そして、価値観であればこのオークションにかけられる被害者たちは、生きていてはいけないと判断された奴ら…
つまり、このオークションの目的は、
何らかの重刑を受けるべき人間たちがそれを逃れた場合にまるで法の番人かのように司法を無視して犯人を異常な方法で殺戮していくことなのだ。
真犯人も、いや、真犯人こそが生きていてはいけない犯罪者を非合法に殺戮していく。
おそらく過去にこれまでの犠牲者と同じように罰せられない半にに苦しんだのだろう。
だから岩田も協力したのだ。
その行動が正義を果たしていると思うのか、または許せないのかはわからないがそれは絶対にいけないことだ。
そして、宗谷の情報提供で警察にもバレたオークションの存在…いったいどうなっていくんだろう。
今後が楽しみだ^^
無料試し読みOK!
お得な情報がいっぱい^^
[st_af name="ebookjapan%e3%80%80%e7%84%a1%e6%96%99%e6%bc%ab%e7%94%bb"]
アニメでも楽しみたい方はこちら^^
[st_af name="u-next"]
試し読みはこちらから
最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ
「殺人オークション」3巻 のネタバレと感想と 組織の手がついに美冬にも
「そうよ私が殺したのよ… 釘を1本1本... すぐに死なないように… じっくりとね 最初から死刑になっていればあんなに苦しい思いをしなくてもよかったものを… 馬鹿なやつ... 土屋が死んで息子も喜んで ...
続きを見る
こちらも読んでみてください^^
「ROUTE END」1巻 ネタバレと感想 超猟奇殺人 思わず「はまる」おもしろさ。
[st_toc] 十歳の時母が首を吊った。 十歳の俺は母の生きる理由にはなれなかった。 十歳の時から俺はそう思って生きている。 『エンド』と呼ばれる連続バラバラ殺人鬼。 その異様な殺人方法と自己顕示欲 ...
続きを見る