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「あなたの鼓動を見させて。」1巻 のネタバレと感想と 『現実世界では決して真似しないでください。』それがこの物語だ!!

2019年9月30日

『現実世界では決して真似しないでください。』それがこの物語だ!!

家に戻った佐和は…こう呟く…
「---見てみたいなぁ… カエルよりおっきくて、りっぱな… 夏川くんの―――… 見られるかな...? 今日の実験みたいにすれば―――」

だから、「あなたの鼓動を見させて。」1巻 はおもしろい^^

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「あなたの鼓動を見させて。」1巻 のネタバレと感想と 

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↓ こちらのサイコ・サスペンスも^^

 

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「あなたの鼓動を見させて。」1巻 のネタバレと感想と^^

「あなたの鼓動を見させて。」ってなんなんだこのタイトルわ~~~。

バンパイアもの? ホラーもの? サイコ・サスペンス? とにかく明るく楽しい漫画ではなさそうだ^^;

鼓動というからには心臓だろう…^^?

ということは、けっこうゲロものかもしれない…こわいかも^^;

それになんと言っても、この表紙画の女の子がなかなかにかわいい^^; …この女の子が胸を切り裂いて心臓を見たいっていうのか?

一体なんのために? どんなメリットがある?

 

で、読んでみた^^

ビビる自分を抑えながら、こわごわ「あなたの鼓動を見させて。」1巻を読んでみた^^;

その内容は、徐々に明らかになるサイコストーリーとどんどん謎めいていくサスペンスの2つが同時に進行していく、サイコ&サスペンスの物語があり、充分な読み応えはあった^^

 

佐和こころはふわふわしたおんなの子…

 

なに考えているか分からないいわゆる不思議ちゃんだ^^;

 

佐和といつも一緒にいるのは綾瀬いずき。

 

ふたりとも昭成薬科大学に通う大学生だ。

 

美人のいずきとかわいい佐和。

 

なのに告られても断る佐和…

 

しかし、幼馴染の夏川ダイチから告られたときには、なぜかドキッとする。

 

実験

「脊髄を破壊して、全身不随の状態にしてください。」

 

今日は食用ガエルの心臓を取り出し、人工的に作動させ続けるという実験。

 

食用ガエルの「グワッ グワッ」という鳴き声が教室中に響く…

 

しかし、その声は徐々に小さくなりチョキン、チョキンというハサミの音に変わる…

 

それもしなくなり、やがて食用ガエルから取り出された心臓がつながれた管とその中を通るリンゲル駅によってトクントクンと小さく動き続ける不思議な何かが出来上がる。

 

『「自動能」…心臓の細胞は特殊で、栄養を十分に与えれば自動で動き続けるんです』

 

准教授の土浦ランはそう説明した。

 

トクントクンと規則正しく動き続けるそれを見ていると、その動きに魅入ってしまう佐和だった…

 

家に戻った佐和は…こう呟く…

 

「---見てみたいなぁ… カエルよりおっきくて、りっぱな… 夏川くんの―――… 見られるかな...? 今日の実験みたいにすれば―――」

 

ぞわぞわぞわ~~~^^;

佐和って完全に逝っちゃってるサイコパスじゃん^^;

ふわふわした不思議ちゃんどころか、心臓の動きに魅了されたあぶねー女じゃん

怖い怖い怖い。

読み進めるとどうも佐和は異形な世界の虜になってみるみたい。

 

トンボは口に入れたものは食べ続けようとする習性がある。

 

それを知った佐和はトンボの口にそのトンボの尻尾を入れたのだ。

 

そして、自分の尻尾を食べ続ける不思議な光景に魅了され何匹ものトンボの死骸が部屋に散乱していたという気持ち悪さ…

 

食用ガエルの実験を経て、夏川をターゲットにした佐和はカラスで実験する。

 

しかし、実験は失敗する…

 

ショック死だった…

 

そのため、佐和はいずきとともに大学の薬品庫に入り鎮静剤と鎮痛剤を盗み出そうとする…

 

昭成薬科大学

昭成薬科大学には黒歴史がある…

 

過去に大学の薬品が大量に盗まれたのだ…いわゆる『ヤガラシ事件』…犯人は逮捕された。

 

そして今、薬理学研究室は 准教授 土浦ラン、大学院生 藤代コージ 一方、病理学研究室には准教授の荒川タツオがいる。

 

秘密の部屋

佐和とともに薬品庫に入ったいずきはそこに電子ロックのかかった部屋を見つけた。

 

そして、そのドアの小窓からおかしなものを見た…

 

そのことが気になって、所属する茶道部の 羽鳥くち に相談した。

 

羽鳥も佐和に負けず劣らずの超天然だ^^;

 

「あの…くち先輩。 …私、ヤバいもの見ちゃったカモです…」

 

侵入

くちといずきは秘密の部屋への侵入に成功する…

 

そこでいずきが見たものは…

 

丸々太ったマウス…その膨れ上がったおなかには『¥1,200,000』の数字が…

 

「… 120万円… ?」

 

そのマウスのおなかに入っていたものは、白い粉だった…

 

大学の薬物は専門の指定業者が引き取ることになっている...

 

つまりはこうだ...大学が麻薬を横流ししていたら…

 

いずきは証拠の白い粉を持ち帰ろうとするが、その時…

 

(藤代先輩…)

 

「…ここでなにしてる」

 

くちは自らみつかりいずきを逃がそうとする。

 

しかし、いずきの存在も藤代にはバレていた。

 

いや、いずきとは分からないまでもいずきが落としたスマホを藤代に拾われてしまった。

 

言い訳するくちに「うぜぇな」

 

そういうと藤代はくちのくび元に注射器を…

 

「クソ女が。本当は使いたかっただろ…?」

 

くちは痙攣をおこしながらその場に倒れ込んだ...

 

やばいやばいやばい…やばいじゃ~~~ん

イケメンで人気者の院生 藤代ってとんでもないワルじゃねーか~~~。

それにこの部屋って准教授の土浦ランも秘密にしたがっていたよね。

間違いなくグルだ。

まあ、これだけのことをするには当然、組織犯罪だな。

しかし、それがどこまではびこっているのか?

こわいぞーーー昭成薬科大学

 

「目が覚めたみてーだからもう一度訊くぞ。『ヤブガラシ』の薬に手ぇつけてんのは…お前らか?」

 

そう訊ねる藤代…そこに居たのはランを含め4人…

 

なんのことか分からないくち…口外しないから解放してほしいと願う…

 

そしていずきの名前も決して出さないくち…

 

「…なら しょうがねえ」

 

くちをひきずり、おなかをすかせたマウスの部屋にほおりこみ、鍵をしめた…

 

こわい~~~、人殺しも平気な連中で麻薬も売ってる。

しかもそれってどうもヤブガラシ事件に関係ありそう。

それに、他の誰かがヤブガラシの薬の盗んでるみたいなこと言ってるよね。

どーなってんだこの大学!

そして佐和はカラスの心臓をうまく取り出せなくて…

この時点ですでにそーとーおかしい女なんだけど、

薬をGETするためにまたあの部屋に入るつもりらしい…

いまの状況で入るとアウトでしょ!

もー、こんな大学行きたくないし、こんな女と関わりたくなーい!

夏川くん…さようなら^^;お元気で?

どーなるのかめっちゃ楽しみになってきた。

このサイコパス女と売人たち一体どうなる?

 

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最後まで読んでいただきありがとうございます。次巻はこちらから^^どうぞ

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